アサギマダラ飛来

アサギマダラ飛来

旅するチョウとして知られる「アサギマダラ」が周防大島外入(そとにゅう)に飛来中!こアサギマダラはこの時期には本州から九州、沖縄そして台湾などに2千キロ以上移動するといわれています。フジバカマの蜜を求めて外入の花畑で舞い始めたそうなので、6年ぶりにぶりに優雅な姿を見に行ってきました

6年前とは随分と様変わりし、きちんと整備されフジバカマの花は沢山増えています。アサギマダラ園を管理する住民グループ「花の咲く夕日の里づくりの会」はアサギマダラの飛来を促そうと、花畑を拡大し、今では千本以上になり「アサギマダラの飛来地」としての地域おこしに取り組んでいるそうです


会の方によると今日は急に寒くなり風が強いため少し蝶の数は少ないとのこと。暖かかった昨日(19日)は今までで最高の3千匹ほどが乱舞していたそうです



花をかき分けて進むと蜜を吸っていた蝶が一斉に飛び立ち乱舞します。幻想的な光景に嬉しくなります。アサギマダラは羽を広げると約10センチ以上にもなり黒や茶色に縁取りされた淡いブルーの羽が美しく神秘的な蝶々です


11月初旬まで楽しめるそうですが、寒さとともに南下するのが早まることもあるそうです。なんのために長距離移動するのか?どうやって海を越えるのか?生態は解明されていない謎多き蝶だそうです


蜜を吸っている間は羽を閉じ時々羽ばたきますが、人の気配を感じないと結構長い間蜜を吸っています。ここより僅かな距離にもう1ヶ所アサギマダラのスポットがあるそうなので移動します

夕日の丘展望台

数年前に地元の方々が整備した展望台で外入から地家室に向かう峠の途中にあり、ここから眺める夕日が綺麗なことからその名が付いたそうで手作り感にあふれた場所です


夕日の丘を訪れる人の幸せを願って設置された「幸せの鐘」。願いごとを唱えながら鳴らしてみました。空気が澄んでいるせいかとても響き、心地よい音がします。気持ちが和み、いいことがありそうな気がします


フジバカマが植えられてそう年月が経ってないせいか本数も少ないのですが、日当たりもよく暖かいせいか意外と沢山のアサギマダラが飛び交っています

幸せの黄色いハンカチ?願いごとやメッセージを書いた布が風に揺れています。皆さんの願いごとが叶うといいですね。夕日に染まる海景色が見れる絶景ビュースポットです   (2021年10月20日)