山口市徳地にあり、昭和初期の農村風景を再現した体験交流公園で 2025年4月24日 にリニューアルオープンしました。自然豊かな広い園内を散策したり、かやぶき屋根の古民家を見て回ったり、紙すきや木工のおもちゃ作りやそば打ち体験などもできます。駐車場前にある歓迎館で入郷券を購入
鎌倉時代に高僧・ 重源上人 が奈良の東大寺再建のため、森林資源の豊富な徳地の木材をきりだしたことから1998年に「重源上人」ゆかりのテーマパークとして公園を整備。古民家などの老朽化のため2年をかけて改修されました。入り口近くには上人像があります。送迎バスにて入園し、帰りは遊歩道を散策しながら降ります
リニューアルによって3棟ある、かやぶき古民家の屋根がふき替えられました。徳地産のお米を使って作るバームクーヘンを販売する古民家「 とくち浪漫 」は今秋オープン!
間伐材を利用して作品を作る木工体験ができる施設「 匠 」
重源上人により伝承されたと言われる昔ながらの和紙作りが体験できる茅葺古民家「 白波 」。徳地和紙の材料となるミツマタ、コウゾは徳地の自然で育てた天然の素材です
そば粉の状態から生地をつくり、麺状に切る作業までの蕎麦打ちの工程が体験できる「 蕎麦打ち体験茶屋 」
古民家の様子を眺めることができる高さおよそ10メートルの 展望台 が新たに設けられました。新緑が鮮やかで、木漏れ日が差し込む道を散策するのは気持ちがいいです
長寿、ぼけ封じの神社・「 浮橋神社 」。裏手には御神木とされる樹齢約800年以上も経つ「 千年椿 」がそびえ立っています
食事処 「 庄屋 」でもりそばとろろをいただく。地元の自然薯を使ったとろろそばはこしがあり、喉越しもよく本格派な美味しさです。薬味は、ねぎ、かつお節、ゴマ、ワサビの4種類。好みに合わせていただけます。カウンター席からはリニューアルして綺麗になった日本庭園が見えます
新たに整備された「 水生植物池 」」には、ハナショウブやスイセンなどの花が植えられています。桜、菖蒲、紅葉と四季を通じて楽しめますが、特に紅葉時は美しい景色が広がります
「 山口市徳地文化伝承館 」では、徳地の歴史を紹介したパネルや林業、徳地和紙などにかかわる民具を展示。重源上人ゆかりの歴史文化資源を紹介しています
山から引いてきた水で回る「 とくまる水車 」。このあたりには紫陽花がたくさん植えられています
「 杣入り(そまいり)の道 」。木材を切り出す山に入ることを言い、重源上人はこの杣入りの道から山に入り東大寺の再建に材木を確保しに山奥に入って行かれたそうです。小川のせせらぎを聞きながら、森林浴ができる遊歩道になっています
一貫野集落を流れる坂本川の御坊淵と呼ばれるところに大きな藤の木が自生しており、毎5月の連休明けに満開を迎えます。 房の長さは45〜50センチになり川のせせらぎに薄紫の藤の房が垂れ下がり紫色のカーテンのような光景が美しいと知られています。ピークは過ぎていましたが十分に綺麗でした
帰り道で偶然見つけた「犬鳴きの滝」は周南市高瀬の国道沿いにあました。昨日の雨の影響で音を立てて流れ落ちていました (2025年5月10日)