平安時代京都比叡山に2つの頭を持つ狂暴な鹿がおり、梅津の中将がその鹿を追ってこの地で討ち取った.。そんな伝説があり「二鹿」の地名になったとの由来があるそうです。流れる川には蛍やかじかが生息し、シャクナゲの原生林も生い茂る。そんな自然がそのまま残っている地でもあります
フィールドアスレチックの遊具やキャンプ場・多目的広場やバスケットボールコートなどスポーツ施設を完備
[へこたれない」 の石碑!この日は天気も良く何組かテントを張ってキャンプをしたり、野外でバーベキューを楽しんだりしていました
センター内のゲートボール場は、藤の花が満開でした。野外センター周辺をシャクナゲを背に走るシャクナゲマラソン大会(今年は5月4日)が開催されています。[へこたれない」を合言葉にスタート。参加賞は[へこたれない」と書かれたTシャツだそうです。今年で21回めを迎えました
標高300mの林の中に2000株のシャクナゲの群生地があるそうなのですが、今は危険なので行けないようです。自宅の庭を公開しているそうで見せていただきました
シャクナゲ(石楠花)つつじ科の花でツツジによく似た花がたくさん集まって咲いているようで、花言葉は「威厳」「危険」「警戒」など・・・・・ ヒマラヤや中国の奥地に咲く神秘的な花でネパールの国花だそうです
こんな看板が立っています。自宅の裏山の斜面一面に咲いているシャクナゲ。花の色が優しいので華やかさはありませんが、気品のある花です
何軒かのお宅の裏山にも群生して咲いていました
錦川にそそぐ二鹿川には梅津の滝・二の滝・飛龍の滝・雲隠れの滝など二鹿七滝があります。林道を歩くこと5分ほどで最初の滝・梅津の滝に着きます。梅津の滝までは遊歩道が整備されています。残りの滝も見ておきたかったのですが、季節がらそこから先へは進むことが出来ませんでした
梅津の滝 落差7m最も上流に位置する滝でかなりの水量があり、滝つぼに落ちる水は勢いよく、また澄んでいてとても綺麗です。新緑が生い茂り上部が見えません。近くの河原にはバーベキューをしている若い家族が何組かいました。梅津中将の名から付けられているとのことです
苔華庭(たいかてい)に向かう途中に発見!”へこたれない水” (どうもへこたれないがこの地域のキャッチフレーズのようです) 山からの清水なのでしょうが、飲むことが出来るのかな・・・・ 錦川にそそぐ二鹿川は蛍の飛び交う名所です
苔華庭 岩国市内で造園業を営んでいる方が10年かけてこつこつと造り上げた日本庭園
各地の庭園を見て廻り「この世の浄土を思わせる自分の理想郷の庭を」と手入れを続けてこられ、一番美しいこの時期に多くの人に楽しんでもらえたらと今年初めて一般公開されました。公開日は過ぎていたのですが快く見学させて下さいました
枯山水の庭園は広さ約2,000平方メートル。キリシマツツジ・シャクナゲ・カルミアなどの木々100本。スギゴケの間には小石で描いた川が緩やかに流れる。現在までに30年以上かけて丹精込めて育て上げた庭園には赤<やピンクのツツジの花が満開を迎えています
庭園内の休憩所 ここからのの眺めが最高のようです。公開日には、この休憩所で地元酒造の日本酒や一品料理(100円〜300円)も楽しめたようです
燃えるようなツツジの赤が目にまぶしいくらい綺麗でした。来年は是非公開日に出掛けて行き、休憩所から額の中の絵画のような景色を見たいと思います (2014年5月5日)