毛利家の城下町として栄え古い町並みの風情が残り、多くの歴史上の人物ゆかりの地で大河ドラマの舞台やCMのロケ地などに使われることもある。幕末から明治維新にかけての重要文化財が多く残る萩を三度訪問しました。以前とは違った観光名所を巡って来ました.。市街地から少し離れた東南端を流れる幅1.5mほどの小川・藍場川のエリアを散策しました。当時の水の利用の様子がわかる旧湯川家屋敷や、内閣総理大臣を3度つとめた桂太郎旧宅など重要伝統的建物群保存地区に指定されているエリアです
藍場川エリア
旧湯川家屋敷
萩の武士である湯川家が住んでいた武家屋敷で藍場川の最上流に位置し、川沿いに長屋門があり橋を渡って屋敷に入ります。藍場川に唯一完全な形で残る武家屋敷です
いつごろ建てられたのか不明です。しかし、明治時代の記録に「改築した」と記録が残っていることから明治以前に建てられたものと考えられています。主屋には、玄関、座敷や茶室があります
藍場川の水を屋敷内に引き入れて流水式の池水庭園をつくり、池を出た水は家の中につくられた「ハトバ」で家庭用水として使われ後、再び藍場川に戻っていきます。川沿いの民家として典型的な水の利用法を見ることができます。「ハトバ」とは川沿いに階段を作って水に触れることができるようにしたところ。台所のハトバでは野菜や茶碗などを洗います
2.6キロメートルにわたり市内を縫うように流れ、鯉が泳ぐ趣のある川です
桂太郎旧邸 萩出身の総理大臣・桂太郎が少年時代を過ごした地に1909年建てた屋敷
萩焼窯元 元萩窯(げんしゅうがま)
藍場川沿いの古い民家を改築した風情あるギャラリーで 茶道具や食器をはじめとした萩焼の作品が並んでいます
旧田中別邸 26代内閣総理大臣をつとめた田中義一の別邸
明治期には夏みかん栽培を奨励した小幡高政が居住していました。小幡高政は、明治維新後に収入を失った士族たちを救うために、夏みかんの栽培を奨励。その後、夏みかん栽培は盛んになり、萩の経済を支える産業となりました
五松閣と呼ばれる建物からは橋本川の河畔の景色を楽しめます
夏みかんなどの柑橘類約10種類約380本の木が植えられている 「かんきつ公園」 は旧田中別邸に隣接しています
萩で栽培されている夏みかん・甘夏・橙などを目近に見ることができます。 夏みかんは甘い香りのする白く可憐な花を咲かせます
鍵手形に曲った道 「鍵曲(かいまがり)」 の土塀からは夏ミカンがのぞく萩ならではの風景を見ることができます。城下に進入した敵を迷わせ、追い詰めるための工夫の一つが鍵曲です
マンホールの蓋は萩市を象徴する風景「白壁と夏みかん」をモチーフにしています。藍場川エリアは観光の中心から外れたマイナーなところですが鯉が泳ぎ風情あるエリアで旅番組やテレビCMのロケ地にもなっています...
城下町エリア
毎年ゴールデンウィークに開催されている「萩焼まつり」は中止となりましたが、萩焼まつりに参加予定であった、30の協賛店の実店舗販売を萩市全域で分散して開催することになりました。江戸時代の町並みが残る白壁の萩城下町に萩焼の作品を鑑賞しに戻ってきました
城下町エリアにも萩焼のショップが点在しています。古民家や町家を改装したお洒落なショップもあり、所狭しと、陶器や磁器が並んでいます
店頭にはお手頃価格のマグカップや湯呑み、店内には高級な茶器が置かれています。白い雲のような白萩が一番人気の陶器だそうです
江戸時代の旧町人地で、当時の建物の多くが残る呉服町にある築200年の町屋でランチをいただく。ランチメニューは萩カレー&焼きカレーのみ
あつあつ焼きカレーセット、スパイシー萩カレーセット(\1,100) 夏ミカンジュース、ピクルスのような野菜の小鉢がついています。店内のインテリアや販売されている陶器類、洋服もお洒落でカレーもとても美味しかったです
山口県初となるご当地プリンの専門店「萩 ぷりん亭」が今年2月22オープン!大盛況のようで長蛇の列。イートインもできますがオープンテラスでいただけます。城下町のニュースポットとして注目されそうです (2021年5月3日)