天神・中州界隈

お彼岸を前に長いことご無沙汰していた墓参りを兼ねて福岡の一番の繁華街・天神、夜の街・中州界隈を散策してみました。博多といえばラーメン、もつ鍋、屋台などのグルメを一番に思い浮かべることでしょう。海外紙が選ぶ「世界でもっとも住みやすい都市」ではいつも上位に福岡市は選ばれるそうです。住みやすい魅力を探ってみたいと思います

博多駅 九州鉄道開業当時から存在する九州最古の駅の一つでもあり、2011年3月に開業した大型ステーションビル「JR博多シティ」は、商業スペースとしては国内最大規模の駅ビルで、ファッション、雑貨、 レストラン街など、数多くのショップが軒を連ねます

KITTE博多 博多駅中央街にある商業施設ビル。駅を利用する人が休憩できるような飲食店が多数入居していて、日本郵便株式会社が管理、運営する。右:大牟田線乗り場。新幹線を降り、地下鉄で天神まで、その後西鉄電車天神大牟田線の急行で3つ目の駅で下車。霊園の送迎バスで25分。家を出てから3時間半、墓地に到着です

 天 神 界 隈 

再び大牟田線で薬院へ。ガーリーさ満点でインスタ映えすると大人女子を中心に人気を集めている「白いフライパン」でランチ。店頭の白いフライパンが目印で、店内は奥がカウンター&オープンキッチンなっていて、天井から吊るされたカラフルなペーパーハニカムボールが可愛い!”プリンセスオムライス”はお店の一番人気。プリンセスを思わせる卵のドレープ。上に乗った赤いミニバラがアクセント、サラダ、スープ。ミニパン付(\850)  ひき肉とほーれん草のラザニア。ミニパン付(\850)+200円でドリンク

  • 福岡天神駅 地下鉄空港線の駅で、市の繁華街に位置

  • アクロス福岡 ステップガーデンの建物で国際・文化・情報の交流拠点

旧福岡県公会堂貴賓館 明治43年に建設され天神中央公園の一角にある洋風な建物。数少ない明治時代のフレンチ・ルネッサンスを基調とする公共建築物として、国の重要文化財に指定されています。内部は一般公開されていて貴賓館にふさわしい内装が見所

  • 水上公園 SHIP'S GARDEN
    2016年7月15日にオープン。建物は船をモチーフに曲線とシャープなフォルムを組み合わせた斬新なデザイン。1Fは世界一の朝食を提供する「bills」。2Fは「星期菜」チャイニーズレストラン。週末はいまだに行列が絶えない..。流れる川は那珂川

  • 福岡市赤煉瓦文化館 日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)に竣工したもので,国重要文化財に指定されています

  • 福岡市役所 地方公共団体である福岡市の執行機関としての事務を行う施設で、天神中央公園の傍にある

水鏡天満宮 「天神」の地名は、天神様を祀るこの神社が由来!オフィスビルの谷間に建つ水鏡天満宮は、学問の神様・菅原道真を祀る歴史ある神社

警固神社 天神の真ん中に鎮座する警固神社は、古くから病気や災厄などを退ける厄祓いの神様として崇められてきました。境内には足湯もありショッピングの途中に気軽に立ち寄ることができると人気。隣接する警固公園も憩いの広場として親しまれています

Eggs'nTings 店内は天井が高く、開放感があってゆったりくつろげる。インテリアやスタッフの方の制服もハワイの雰囲気を醸し出している。パンケーキの火付け役エッグスンシングスの九州初店舗! 一番人気の”ストロベリーホイップクリームとマカダミアンナッツ”はボリューム満点なのに甘すぎず軽いのでペロッと食べれます。メープル、ココナッツ、グァバの3種類のソースで好みの味に。(\1,180)フルーツ・フレンチトースト(\1,180) 自家製ふわとろのフレンチトーストは新メニューでパンの中央や耳の部分まで卵液がしみ込んでいてフルフルとやわらかい仕上がり

 中 州 界 隈 

流れているのは博多川。中州は那珂川と博多川に囲まれた長さ約1キロ、幅約200メートルの細長いエリアで、屋台や飲食店がたくさんある九州最大の歓楽街・大人の街でいつも多くの人で賑わっています

左上:福岡アンパンマンミュージアムinモール 全国で5か所目、九州では初登場アンパンマンに会いたい、そんなこどもの願いを実現する参加・体験型のミュージアム。左下:鏡天満宮 菅原道真が博多に到着した時に鏡で姿を映した場所と伝えられています


開館は1999年の 博多座に 明かりが灯り、行き交う人も多くなり賑わってきました。お芝居、歌舞伎、宝塚、ミュージカル、コンサートなど幅広い演目を楽しむことができます。今月は「舞妓はレディ」.。出演者は榊原郁恵、辰巳豚郎他。右:芸能人も絶賛する福岡で一番人気の鰻屋さん 吉塚うなぎ屋

中州の魅力は何といっても福岡の美味しいものを味わえる屋台です。屋台といえばおでん、ラーメンが定番なのですがイタリアン系など種類も豊富にあるそうです。天神、長浜エリアなどにも屋台が登場

ネオンや屋台の灯りが川面に反射して美しい夜景を楽しめます。もう少し暗くなると風情のある光景を見る事ができるのでしょうが!

福岡市の人口は増え続けているそうで、人口増加率では政令都市の中ではだんとつ1位だそうです。「アジアとの玄関口」として 空港から市の中心部まで地下鉄でわずか10分で行くことができ、地下鉄や路線バスを利用すれば中心部からほとんどの市内観光スポットを回れる。そんな利便性が暮らしやすさをうみだしているように思えます。九州の政治、経済、文化、ファッションの中心として賑わうエネルギッシュな街で、東京のように大都会ではなくそこそこ都会、それが若者を定着させているのでは・・・・訪れるたびに様変わりしているのには驚かされます   (2018年3月4日)