岩尾の滝 (柳井市)  

晩秋の‐岩尾の滝 (雌滝)

柳井市大字神代にある滝で柳井市大畠町から岩国市周東町に抜ける国道437号そばにある。岩尾の滝トンネルを越えるとすぐにある左手の小道を降りたところに岩尾山光明寺がある。深山幽谷を思わせる渓谷に雄滝、雌滝、白糸の滝、住吉の滝がかかり、雄滝の滝壺の周囲には三十三観音像があり、観音の滝とも呼ばれています。紅葉の美しいところでもあります

9月に滝見に訪れた時、水の音はするのですが全景を見ることができなかった「雌滝」を見たくて再び来訪!境内への駐車場入り口近くに下草を刈り取ったわずかな巾の小径を見つけ,落ち葉を踏みしめながら進みます。途中イノシシの足跡が2ヶ所ほどありました。急ぎ足で山を下ること5分ほど、丸太のかかった川が見えてきました

木々の間から雌滝が見えます

丸太の橋の手前を下って川に降りると、ごつごつした岩が連なってありその先に 雌滝 が姿を現わしました

周囲には「白糸の滝」、「住吉の滝」があり「雄滝」と合流し「雌滝」に流れているそうです。雄滝の上にある2つの滝への道は通行止めになっていて今は見ることができません。水量も多く段々になって落ちる滝は繊細な流れで色づいた木々に染まり綺麗でした

境内のモミジもすでに紅葉して、一部は落葉が始まっています


高さ16mの 雄滝 の岩肌にもイチョウの落葉があり、一層風情のある光景になっています。辺り一面黄金色の葉っぱの絨毯が続いています


光明寺周辺には原生林の古樹老松が多く茂り、苔むした奇岩大岩に影を落とし神秘的な景色が広がっています。古くから滝に打たれると「のぼせ」「頭痛」「肩こり」「脚気」などに効能があると言われています

桓武天皇の代(786年)に最澄がここに観音像を刻み、それを御本尊として観音堂を建立して信仰を開いたとのことです。朱い手すり内の建物が本堂となっているのですが詳しいことは分かりません

岩尾の滝への道の途中からの眺め。僅かな距離で2つの滝を見ることができます。訪れる人も少なく静寂でゆっくりと滝観賞ができるおすすめの滝です  (2020年11月22日)