本州最西端に位置する海峡都市・下関は関門海峡北岸に面し、山口県最大の人口を誇る。三方を海に囲まれ、自然に恵まれ、 豊かな歴史と文化に彩られ、数多くの史跡や文化財が残っています。また国際港として栄えたことから市内には異国情緒あふれる歴史的建造物が大切に保存されています。明治維新から30年を迎えた幕末・維新のまち下関。下関駅、唐戸、火の山、壇ノ浦界隈を歩いてみたいと思います
唐戸エリア古くから栄えた港町で歴史的建造物が多く点在し、ノスタルジックな想いを誘う一方、山口県の三方をぐるりと囲む日本海、瀬戸内海に加えて東シナ海など付近の海はいずれも好漁場で、西日本における漁業の拠点の一つととして知られ海峡を代表するグルメスポットがあり、自然の恵みをたっぷりと満喫できる海の幸があります
赤間神宮 壇ノ浦の戦いにおいて幼くして亡くなった安徳天皇を祀る。境内には耳なし芳一堂や宝物殿があります
亀山八幡宮 唐戸市場とは国道9号線を挟んで山側の丘の上に建ち、通称亀山さま。世界最大のふくの銅像があります
旧下関英国領事館 領事館の建物としては、現存する最古の領事館。リニューアルされ1階が当時を再現した領事室、2階が英国風カフェ&パフェ。少し贅沢なランチをいただきます(新鮮なにぎり寿司、海鮮丼などは苦手なので)
ローストビーフランチ \1,800 花びらを散らしたサラダ、赤パプリカのスープ、パン(お代わりりできます)、ローストビーフ、デザート&飲み物。デザートは春の桜をイメージし、白玉団子や桜餅が入り不思議な食感がしました。すべて美味しくちょっとだけリッチな気分になりました
山口銀行旧本店 大正9年に三井銀行下関支店として建築された
旧不動貯金銀行下関支店 現在は中国労働金庫下関支店。設計は建築家の関根要太郎
藤原義江記念館 大正末から昭和中期にかけて活躍した男性テノール歌手
日清講和記念館 日清講和会議の舞台となった「春帆楼」の隣接地に開館されています
左:下関南部町郵便局 現存する下関の洋風建築としては、最も古く国内最古の現役郵便局舎 右:旧秋田商会ビル 西日本初の鉄筋コンクリート造りのビルで屋上には日本庭園や日本家屋があるユニークな建物
唐戸市場 下関市にある地方卸売市場。業者向け卸売市場と一般市民向けの卸売市場の機能が一緒にった全国でも珍しい形態の市場で、新鮮な鮮魚を使ったお寿司や、ふく汁など安くて美味しい絶品グルメが盛りだくさんで海鮮好きの人には見逃せない施設です
カモンワーク 唐戸市場と海響館の間に位置する館内には、関門自慢の海の幸を中心としたレストランや土産物店が立ち並ぶシーサイドモール。ふく料理はもちろんスイーツや海戦の数々を関門海峡の景色を堪能しながらいただけます
ボードウォークを白灯台まで散策。彼方には関門海峡
唐戸桟橋 門司連絡船(門司港まで5分)、宮本武蔵、佐々木小次郎の有名な決闘地巌流島へは10分
ウォークボード 唐戸市場から海響館まで続き、木製のウッドデッキで温もりを感じることができ、海風が心地よい
青春交響の塔 高杉晋作と坂本龍馬の友情が、二本のそりのある石柱で表現されている石碑
シンボルの白い灯台は、唐戸市場側にある赤い灯台と合わせて 「恋人灯台」 と呼ばれ人々から親しまれています
下関水族館 海響館 関門海峡の潮流を再現した大水槽や世界中のフグの仲間の展示、日本最大級のペンギン展示施設、天使の輪・バブルリングなどの可愛いスナメリのパホーマンスが楽しめる
はい!からっと横丁 子供も大人も楽しめるミニ遊園地。入場は無料ですが各アトラクションは有料。全高約60mの上空から、関門エリアの景色を楽しめる大観覧車は遊園地のシンボル
2階建てロンドンバス ルートマスター 遊園地の入り口近くにある、ロンドン名物の真っ赤な2階建てバスで ロンドン交通が海外6都市に無償貸与したうちの1台
関門海峡の夜景が見たくて再び唐戸に戻って来たのですが、少し早かったようです。せっかくなので美味しい海の幸を頂くことに・・・ カモンワークの「いちばのよこ」でふっくらあなご丼(\1,480)をオーダーしました。煮あなごは、大きくてふっくら柔らか!新鮮な食材に満足です
はい!からっと横丁の遊具にもイルミネーションが輝きだしました。
唐戸、火の山、壇之浦エリアは、歩いて回れる観光スポットが凝縮されていて方向音痴の私でも迷うことなく観光できる界隈で、レトロな建物も必見です。平日にもかかわらず多くの人で賑わっていた唐戸近辺は、活気に溢れた港町でした。新幹線の時間を気にしなかったら素晴らしい夜景を堪能できたことでしょう・・・ (2018年4月12日)