倉敷川沿いに商人の町家や白壁の土蔵が立ち並び、レトロとモダンが融合した風景を今に伝える美観地区。多くの蔵屋敷は江戸時代から明治時代、一部は昭和の初期にかけての町並みがそのまま残っていて、遠いふるさとを思い出すようなどこか懐かしい風景に出会えました

岡山 春まるかじり祭!岡山県で春を感じる日帰りバスツアーに参加。新岩国駅を午前8時にに出発!山陽自動車道を通り2時間15分倉敷美観地区に到着。その後美作から津山に入り、鶴山公園の桜を見学

  • 道路を横断すれば美観地区の玄関口

  • 大原美術館分館 2003年に建設モダンムーブメントの建築に選ばれる

  • 新渓園 大原美術館分館と大原美術館の間にあり、大原家の別邸として建てられた。後に建てられた茶室(遊心亭)も一般に開放されています

  • 大原美術館 倉敷の実業家 大原孫三郎が昭和5年に設立したもので日本で最初の私立西洋美術館。西洋の名画・日本の近代美術・東洋の古美術などの作品を展示・収蔵しています。中に入るとロダンの「洗礼者ヨハネ」の像が出迎えてくれます。ピカソ・モネ・ルノワール・ゴーギャン展を開催中


  • 旧大原家住宅 国指定重要文化財  倉敷川に架かる今橋を渡ったところにあリ、江戸時代後期のこの地方の典型的な建物。公開はされてません

  • 有隣荘 昭和3年に奥さんの為に建てた大原家の別邸で、昭和天皇が宿泊されたことがあるそうです。この建物も非公開です

大原家の本邸と別邸 大原美術館前のこの辺りは、観光客で一杯です

  • 倉敷考古館 土蔵を利用した考古学の専門館。吉備地方を中心に出土した石器や銅鐸を展示

  • 歓光案内所 国登録有形文化財。大正6年倉敷町役場として建てられた洋風木造建築

  • 倉敷民芸館 世界各地の民芸品≪焼き物・ガラス)を展示。江戸時代後半の米蔵を改装した建物

  • 日本郷土玩具館 江戸時代から昭和にかけての郷土玩具を展示。ショップやカフェを併設

  • 加計美術館 倉敷にかかわりのある作家の作品を展示




  • 今日は大安吉日なのかこんな光景を何組も見かけました。お幸せに!

パノラマで撮影 江戸時代にタイムスリップしたかのようです

再び大原美術館近辺に戻り、お土産を買う。岡山と云えば「きび団子」もちろんそれは買いましたが、「むらすずめ」チーズ・キャラメル・チョコレートクリ‐ム等を包んである今風なむらすずめが良く売れているそうです

  • 倉敷物語館 長屋門や塀に江戸時代の景観が残っている

  • お釈迦様の誕生日であま茶をいただきました

  • アイビースクエアー入り口 旧倉敷紡績工場を再開発した複合交流施設ホテルや美術館も併設

  • 小島虎次郎記念館 国登録有形文化財。大原美術館の絵画収集に尽力をつくした画家小島虎次郎の業績をたたえて倉庫を改装して造られた

  • 倉紡記念館 1969年倉紡創立80年の記念事業として建設。原綿貯蔵用の土蔵倉庫を再利用したもの

  • オルゴールミュゼ 倉紡工場の事務所を利用。室内にはアンティ‐クオルゴールの展示やオルゴールコンサートが開催されています

  • 倉敷アイビースクエア ツタが絡まる赤レンガの建物はひときわ目をひきます

  • 夏はツタの葉っぱで覆われ、今でいうグリーンカーテンとなり暑さから守ってくれます

アイビースクエアの近辺には、新たに土蔵や町家を改装したカフェやギャラリー、居酒屋などが誕生しお洒落な雰囲気の店が多数点在

倉敷川沿いの両側の柳並木に渡し船。静かに時間が過ぎるそんな感じがします

  • 倉敷市立自然史博物館 古代の化石や瀬戸内海・高梁川流域に生息した生き物を紹介

  • 倉敷市立美術館 郷土ゆかりの作家の作品を主に展示。倉敷出身の有名な現代日本画(池田遙邨)は日本有数の作品を誇る

限られた時間の中、足早に巡った美観地区。入ってみたかった小洒落たカフェや雑貨屋店。一年を通しての夜のライトアップ、これもまた素敵でしょうね。もう一度機会があれば立ち寄りたいところです   (2014年4月6日)