橋の南側には今も町家の面影が残る町並みにあります。岩国七町と呼ばれ七町の玄関口、玖珂町にある観光交流施設「本家 松かね」で春の節句に合わせて一足早く満開の桜を壮大に咲かせるイベント「花屋敷」が2/21~2/23までの期間、江戸時代から続く旧家で開催されています。岩国の銘酒を味わえる「5つの酒造展」、「雛飾りさげもん展」も同時に開催されています
江戸時代の風情が漂う岩国の城下町にあり、国登録有形文化財の江戸時代の商家「國安家住宅」を改装し2017 年3月にオープンした観光施設で市内観光の案内や物産を紹介、また店内で岩国の地酒や特産品なを味わうことができます
市民団体「岩国を花の力で盛り上げる会」が企画。待ち遠しかった春がようやく訪れたようで春本番の気分が味わえます。板間に生けられている桜は八重桜
多田焼二代目 田村雲渓作の陶芸の展示や華道教室に通う小中学生の生花作品も飾ってあります
松と古木のダイナミックな演出
記念撮影ができるように椅子を2脚ほどおいてあります。蘭の花を多く使っているので豪華な感じがしてとても綺麗です
ユキヤナギ、レンギョウ、ボケ、ツバキなど色とりどりの花に建物内は彩られています
試食、試飲コーナーでは岩国寿司や刺身こんにゃく、鯛めしといった岩国名産(一品150円)を一口ほどですがいただけます。岩国の5つの酒造メーカーの銘酒を味わうこともできます。頂いたのは岩国寿司、岩国産天然真鯛めし、高森牛の岩国ハーブと由宇トマト煮です
同時開催の雛飾りのさげもんは江戸時代から柳川伝承の、てまり小物を51子組み合わせて作ったつるし飾りです。どれも可愛く煌びやかで見とれてしまうほどです。明治期のひな人形の展示もあります
女の子の健康と幸せを願って手作りされる伝承のものでてまり以外の小物にはそれぞれの思いが込められています。赤ちゃん人形には友達がたくさんできますように、ひょうたんは無病息災、鶴は長寿などと女の子の誕生と成長を祝う深い意味が込められているそうです。てまりの模様がそれぞれに違って個性的で煌びやかです (2021年2月22日)