広島県廿日市市宮島町にある島。日本三景に数えられる風光明媚な景勝の地で、海に浮かぶ厳島神社の景観と、昔のまま守られてきた豊かな自然、美しい自然に触れることが出来ます。なかでも紅葉谷公園は紅葉谷川に沿って広がる園内には、200本ものモミジが植えられいて一斉に色ずくこの頃(11月中旬)は本当に美しいものです
広島湾に連なって浮かんでいる牡蠣筏。広島湾は波が静かで潮の流れも適度にあり、牡蠣の生育にいい条件が揃っていることから牡蠣の名産地です。雨上がりに廿日市市の街に虹がかかっています
宮島といえば「鹿」を連想するほどで、近年頭数が増え過ぎ、鹿への餌やリを禁止しているほどです.伝統工芸である宮島細工を残すため杓子発祥の地である宮島のシンボルとして「世界一の大杓子」を宮島表参道商店街の一角に展示してあります。長さ7.7m、最大幅2.7m、重さ2.5t、樹齢270年のケヤキで2 年10ヶ月かけて造られたそうです
厳島神社 海に浮かんでるように見えるユニークな構成で、神殿造りの粋を極めた荘厳華麗な建築美は海の碧さとマッチして素晴らしい景観を見せています
五重塔 千畳閣の隣に建ち、桧皮葺の屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが美しい塔で高さは27.6メート。重要文化財に指定。和と唐様を調和させた建築様式
千畳閣(豊国神社) 重要文化財島内で最も大きな建物で畳857枚分の広さがあることからその名がつけられたようです
160年の歴史を持ち紅葉谷公園内に佇む憩いの旅館「岩惣」。この辺りから紅葉が美しい景色が続きます
紅葉谷公園 弥山麓の谷あい、紅葉谷川に沿って広がる公園で紅葉の時期を迎える頃は、紅葉谷という名にふさわしい鮮やかな景色が楽しめる公園です
江戸時代に開拓されモミジの苗木が植えられたのが始まりといわれ、イロハモミジが最も多く、オオモミジ、ウリハダカエデやヤマモミジなど約700本が植えてあり、 公園全体が燃えるように朱くなります
宮島ロープウエイに向かう途中にある山村茶屋。牡蠣料理のメニューが多いなかここはオムライスや焼めし、うどんなどのメニューが並んでいます。茶屋を囲むように一斉にもみじに染まっています
「五穀豊穣」、「商売繁盛」の神様が祀られている四宮神社の辺りも見事な紅葉です
四宮神社界隈 黄、赤、緑、オレンジと秋色のグラデーションが美しい
もう一度もみじ谷公園の入り口です。紅い橋と紅葉が一番の撮影ポイントとあって、観光客の方は長いこと足を止めて撮影しておられます
宮島には沢山の見どころがあり、とても一日ではすべてを見て回る事はできません。今回は紅葉が目的でしたので、紅葉谷に行くまでの景色と赤く色ずいた紅葉のみをとってみました。目にも鮮やかな赤・オレンジ・イチョウの黄色とのコントラストは圧巻でした。鹿も行く先々で出会い、宮島ならではの光景です (2012年11月18日)