レトロな門司港駅舎を見たくて途中下車したのですが、運悪く現在、門司港駅は保存修理工事が行われていて、すっぽり工事用のテントに覆われていました。でもその工事現場を囲う塀を利用してして絵画等を展示する「門司港ドリームギャラリー」が開催されていて、殺風景な駅周辺が、可愛く華やいだ感じになっているのに少しは気分も癒されました。駅周辺に残る外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテルや商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットとして門司港レトロは、国土交通省の都市景観100選に認定されたそうです
トイレとして使用されている建物しか見ることが出来なくてとても残念です。レトロな手洗い場は、帰り水といわれ、駅が開業された頃に設置されたもので、以来、旅行者に門司の美味しい飲み水を提供している水飲み場になっているそうです
三宜楼(さんきろう) 昭和6年に建てられ建物。木造3階建てで現存する料亭の建屋としては九州最大級です
関門海峡らいぶ館 関門海峡の航路、 船舶などをライブ映像で確認しながら 海の安全について学ぶ展示施設です
旧門司三井倶楽部 大正十年に三井物産の社交倶楽部として建築されたものです。ところどころに .大正モダンを深くうかがうことができます。レストランはここの一階にあり,、ご当地グルメの焼カレーをいただく。デザートはバナナ(門司はバナナのたたき売りの発祥地だそうです)のジュレとコ−ヒ-です \1,490
上左:旧大阪商船 八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外観が目印 右上:旧門司税関と門司港レトロ展望室 左下:ブルーウィング門司 全国で最大級の歩行者専用のはね橋で、、「恋人の聖地」に認定されていて、恋人たちの架け橋として人気となっています
遠くに関門大橋がぼんやりと見えます。北九州で唯一の地ビール醸造所の門司港地ビール工房。麦芽(モルト)をすべてビール王国であるドイツのメーカーから取り寄せて製造しているそうです
夕暮れ時の門司港レトロの様子 雨上がりのせいかしっとりと落ち着いた街の感じです。長い時間眺めていたいそんな風景です
旧門司税関 平成7年に門司港活性化のためレトロ事業の一つとして改修され往時の姿に復元されたそうで、現在は観光客の休憩・展望所や折々のイベント会場として活用されています。レンガ作りの美しい建物です
国際友好記念図書館 北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して整備された。1階は中華レストランです。海峡プラザの様子
海峡プラザ 可愛い雑貨屋さんや美味しそうなカフェ、はちみつ屋さんが点在!お土産品も数々販売してます
門司港ホテル 部屋からは雄大な関門海峡が見渡せ、対岸下関へは水上バスで5分ほどの距離です
オルゴールミュージアム門司港 選曲からデザインまでお好みの パーツを選んで、世界でたった一つのオルゴールを作る事ができる
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地で有名な巌流島への連絡船が出航する桟橋。巌流島までは10分ほどだそうです。後方は関門海峡ミュージアム
対岸には下関の大観覧車が見えます。赤や緑、ブルーと色を変えながら回っています。旧門司三井倶楽部にも灯りがつきました
素敵な駅舎(平成30年3月に完成予定)が見れなくて本当に残念でしたが、駅周辺には大正、昭和のモダンな建物が今でも数多く残っていて、当時の雰囲気感じながら散策出来ました。古い建物と新しい物が調和している不思議な魅力のある港町でした (2016年2月27日)