周南市大道理の鹿野地地区の棚田で芝桜が見頃を迎えています。薄紫、ピンク、白などの花が棚田の法面に咲き誇る。平成21年から地元の「百笑倶楽部」のメンバーが育てており、毎年(新型コロナウイルス感染拡大防止のため2年間中止)開花時期に合わせて「大道理芝桜まつり」が開催されています
遠くは広島や北九州からのバスツアーで観光客が訪れるほど、有数の芝桜の名所として知られるようになりました
高台からの眺め!大道理地区百笑倶楽部のみなさんは周辺農家6軒を中心に結成されたグループです。美しい景観を維持していくのは大変なことでしょう
シーズン中は、至るところに手作りのベンチや撮影スポットが設けられています。これまでの活動の記録を紹介する掲示板も設置
2022年には、大道理地区一帯は農林水産省が全国の優れた棚田を認定する「つなぐ棚田遺産」に選ばれています。鶯の鳴き声が聞こえる静かな山あいを散策しながら楽しめます
仮設テントでは、米粉で作った二重焼にの形をした縁起餅(もっちりした皮に小豆、抹茶、クリーム、チョコレートなどの餡が入り、もっちりした食感でとても美味しい)を販売。売店では桜大福」や芝桜の苗などが売られています
里の春を感じる光景です
「飛び立つツル」をイメージしたモニュメント。フォトポイントです
小高い山の上には展望台が設けてあり、里山全体を見渡せるようになっています。「かのじ」の文字が浮かび上がって見えます。未来に残してほしい美しい景観です (2024年4月13日)