No.14

     錦帯橋のう飼い(2018年6月2日) 

国名勝・錦帯橋近くの錦川で1日夜からう飼が始まりました。鮎漁(6月から9月上旬の夜)が解禁となる頃、ライトアップされた錦帯橋下で行われるこの伝統行事のは 約400年の歴史があるといわれ、岩国の夏の風物詩となっています


この日はかがり火をたいた鵜船が2隻と遊覧船が4隻出漁。時間は19時から21時の約2時間で、7時過ぎ頃から観光客の皆さんが遊覧船に乗り込みます


いよいよ遊覧船が鵜飼い観賞に出発します。女性の船頭さんもいらっしゃいます。出航して約1時間近く夕暮れの錦帯橋を眺めながらの事前に予約していたお弁当を食べます


腰蓑みの姿の鵜匠と船頭を乗せた小舟が篝火をたき五隻の遊覧船のまわりに近付いてきます。鵜匠が手縄を巧みに操ると、水中に潜った鵜が次々とアユを捕らえる、その様子を遊覧船から鑑賞できます。鮎を捕らえると大きな拍手と歓声が河岸まで聞こえます


鵜飼いが終わると、鵜匠は鵜じまいをします

一羽ずつ小舟に引き揚げると、鵜はお行儀よく年功序列に船の先に並びます

  • 鵜飼い広場にでは、鵜匠さんが飲み込んだ鮎を吐き出させる様子を再現してくれたりまた、鵜に触れることもできます浴衣で「う飼遊覧」に乗船される方へお得なプランもあるそうです。自前の浴衣の着付けやレンタルで浴衣を貸し出し&着付けなどの浴衣DAYの催しもあるそうです

2時間の幻想的で美しい伝統行事、鵜飼とライトアップされた日本三大名橋・錦帯橋。タイムスリップしたような情緒あふれる時間を満喫されたのではないでしょうか