吉香公園・花菖蒲(2018年6月8日)
花菖蒲が見ごろを迎えました。錦帯橋に隣接する吉香公園には、吉川資料館傍の「吉香菖蒲園」と日本庭園下の「城山菖蒲園」の2ヶ所に140万株、11万本の菖蒲が咲きます
錦帯橋下を流れる錦川では、毎年夏の鮎漁解禁(6月1日〜8月31日)に合わせて釣り人が集まります。これからの時期こんな光景をよく目にします
1693年建造の趣のある武家屋敷・香川家長屋門を通り、カフェ「城山」を通過すると吉香菖蒲園が見えてきますます
香川家長屋門とカフェの間には、アートギャラリー アンド ショップ 「いろやギャラリー」があります
アートクラフトクリエイター・マサキユミさんの個展が開かれていました。ちょっと気になるので作品を拝見させていただきました。木、ガラス、陶器、布などの素材に絵を描くトールペイントの作品を展示。ペイントを初めて30年、イラストやシルクアート・コラージュなどの作品を中心にした初個展だそうです。とても綺麗で可愛い作品ばかりでした
吉香公園の内堀を菖蒲園にした「吉香菖蒲園」。堀一面に白、紫、ピンクの菖蒲が色鮮やかに咲いています。堀の周りを囲むように遊歩道があり、間近で花を鑑賞できます
花には長井淡藤三、羽衣、長井白滝、新夜の虹などの名前がのついた立て札。菖蒲の種類は何と5,000種類もあるそうで、花言葉は「優しい心」「忍耐」「あなたを信じます」。日本では昔から親しまれている和の風情を感じさせる気品のある花です
雨に濡れた菖蒲の花は、より一層鮮やかさを増し美しく咲いています。雨上がりの気温の高い日にはこのように靄がかかり幻想的な景色を見せてくれます。城山へのロープウエイが霞んで見えす
もう一つの城山菖蒲園は、吉香神社の裏手、日本庭園の下にあります。 周辺には紫陽花がたくさんありますが、今は7〜8分咲きです
菖蒲の花は、ひょうたん形の区画に区切られた池の中に咲き、その間を木道が通り風情ある菖蒲園ですが、種類と本数は吉香菖蒲園にはかないません
9、10日(土、日曜日)には菖蒲まつりが開催されます。能舞台では古典芸能が披露され、特産品の販売や菖蒲の苗の無料配布もあります。6月中旬ごろまでが見頃だそうです