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     岩国城下町ひなまつり  (2018年3月2日) 

2018年2月24日(土)〜3月4日(日)の間、大名小路(錦帯橋に続く道で昔は武家屋敷が並ぶ侍町でした)界隈では商家の店先や古民家の一室などひな人形を飾る内裏びなまつりが開催されています。江戸時代の風情が残る岩国地区一帯の町並みを飾ります

江戸時代に栄えた城下町の風情が残る同地区に観光客を呼び込もうと始められた。今では約15ヵ所におよそ85セットのひな人形を展示。大正〜昭和初期の懐かしい飾りびなを楽しめます

骨董品を売っている店先には、つるし飾りで一段と華やかさを演出。土・日限定で和装体験(無料)やフリーマーケッ等のイベントも開催されます


竹筒を使って飾ってある変わり雛も風情があっていいものです。古民家の軒先には7段飾りが華やかに飾られています.。岩国にはお雛様にまつわる美しくも悲しい伝説があるそうです

  • その伝説は、広島の和泉屋の娘お菊さんは、家に伝わる大きなお雛様を持って、岩国の商家、白銀屋孫三郎さんに嫁入りしました。それ以来、白銀屋さんは商売繁盛でお店が賑わいました。ところが程なく、お菊さんは病にかかり亡くなってしまったのです。やがてお菊さんの遺品を整理して、大きなひな人形も売りに出したのですが、大き過ぎて買い手が無いので、衣装が良いので袋物に仕立てようとしました。ところが、屋敷のどこからともなく、悲しそうなすすり泣きの声が、聞こえてくるのです。あわてて戸棚にしまってある、ひなびつを開けて見るとと、大きな女びなの額からは、沢山の汗が流れ落ちているのです。孫三郎さんは、ひな人形を粗末に扱ったのが悪かったと、金正院に預けて、お菊さんの霊を慰める事にしたのだそうです


築300年以上という町屋に展示してある折り紙で作ったひな人形。おりがみ日々花の皆さんの作品で、細部にまで気を使われた作品の数々に驚きます。彩りも美しく綺麗です

大名小路では土・日限定で和装体験(無料)やフリーマーケッ等のイベントも開催され賑わってます。ちょうど外人の子供たちの着付けが終わり、記念撮影の最中。お願いして写させていただきました。とても似合ってて可愛い!

錦帯橋料金所近くも可愛く花で飾られ、観光客の方の撮影スポットになっています

吉向公園内ロープウエイ乗り場の白梅は今が見頃です。近くの岩国博物館前のピンクや赤の桃の花も満開で綺麗です

梅の巨木。老木で所々しか花をつけませんが毎年頑張って美しい花を咲かせています。吉香公園を通り抜けると紅葉谷公園。その一角にある梅の名所「洞泉寺には、樹齢300年を越える枝垂れ梅や古木が何本かありますがまだ蕾でした。3月半ばには白い土塀に映える梅の花が見ごろを迎えることでしょう

横山地区に新しいお店が増えました。左:「錦川」、フレンチのコース料理で完全予約制の料金は2800円でお肉か魚のメイン選択。岩国地区にもパン屋さん 右:「グランドチーフ」オープンしまた。国道2号線沿いにあるインデアンテントが目を引く人気のバーガーショップも経営。好評のバンズを提供していた老舗のパン屋「ムーラン」が廃業しため自らパンを焼いているそうです