パワースポット巡り!(2018年 10月21日)
瀬戸内海に浮かぶ周防大島には、4つの奇岩があります。古くから島民に崇拝されてきた岩で、この4つの奇岩をお参りして幸せを願う「四岩合わせ奇岩」として信仰され、夫婦和合、家庭円満、子孫繁栄、 健康長寿の4つの願い事が叶えられると言います。それぞれの岩には観音様や権現様がまつられていています
巌門 竜崎温泉近くにあり、岩山の石段を登り、降りたところに海に突き出した岩の中ほどが波の浸食によりくり抜かれた奇岩があり、その頂上には十一面観音を本尊とする竜崎観音堂があります。この空いた穴から望む夕日は絶景だそうです
立岩 県道沿いの海岸にそそり立つ高さ40mの安山岩で出来た奇岩。紺碧の海と雄々しい岩とのコントラストが美しい
帯岩観音 「大島富士」と呼ばれる嵩山の中腹・標高240メートルにある。不動明王、阿弥陀如来などの13仏が並ぶ。長い石段を登りきったところに帯岩があります
観音堂の左側には女岩、右側に南無阿弥陀仏と彫られた巨岩が帯岩です。石の周りには帯をまいたような筋があり「帯岩」と呼ばれるようになった。安産祈願で名高い観音様
帯岩から嵩山の山頂を目指す途中に 岩屋権現 の奇岩があります。駐車場に車を止め鳥居をくぐり、昼でも薄暗い山道を歩くこと10分ほどで苔むした巨岩が現れます
大杉が囲む岩屋の洞窟の中は、昼なお暗く少々不気味です。虚空蔵菩薩と山王権現が祀られています。岩屋で正月三が日にお餅を焼いて食べて無病息災を祈るそうです
それぞれの奇岩の観音堂や傍にスタンプが置いてあります。スタンプ台紙を市役所、道の駅などに置いてあります。 少しだけ苦労してしわわせ祈岩をしましたが、どんな幸せが訪れるのか楽しみに待つことにします
山頂からの眺めは絶景だそうで、嵩山の頂きを目指す
山頂までは、舗装されているので車で行くことができるのですが、道が狭く対向車に出会うと大変です。パラグライダーやハングライダーが飛び立つランチャー台があり、この日も若者で賑わってました。標高618.5mの山頂からは瀬戸内海が一望できます
山口県みかん生産量の90%をここ周防大島でになっているそうで、観光農園ではミカン狩りのシーズンを迎えました。温暖で穏やかな気候の周防大島は、今年全国ニュースになるような出来事が多々ありました。中でも8月行方不明になっていた2歳の男の子が、ボランティアの男性により無事発見。我がことのように嬉しく安堵しました。またいつものように平穏な日々が続くよう祈ってます
帰る途中、周東町で西郷どん、カーリングの案山子が、ススキやセイタカアワダチソウに囲まれるように立っていました。晩秋の景色が広がるのどかな田園風景です