No.41

    楠町の井堰と鳥たち(2019年3月14〜15日)  


錦川の流域には、川の流れを整理するために整備された門前川の井堰があります。その辺りには県の天然記念物に指定された楠木の巨樹群が広がります。毎年GWには県内で一早く花火大会が開催されています

楠木巨樹軍に近頃大量のサギが住みつき、鳴き声はうるさく、糞が庭にまで落ち悪臭がすると近隣の住民からの苦情が寄せられているとのこと。住宅街のため銃などを使えず、捕獲も難しく週1,2回のスペースでタカを飛ばして追い払っていると数日前の新聞に記載された記事を読みました。この日も木のてっぺん近くで一羽を発見。これではとても捕獲は難しいでしょう

後日この辺りを通りかかり偶然にも鷹匠の方を発見!すでにサギは飛び立った後でした

井堰を挟んで右側は今津川へ、左は門前川へ流れを変え最後に河口から瀬戸内海へ流れ着きます。井堰を楠町から歩いて渡ると対岸は牛野谷町です。キラキラ光る川面を眺めながら散策するのも気持ちいいものです


門前川と今津川では、恒例のシロウオ漁が始まっています。四つ手網漁と言われる仕掛けを見ることができ、シロウオ漁は春の風物詩の一つです


門前川には群れになって鴨がいます。川岸で日向ぼっこをしているのはよく見かけるカルガモ&マガモ?


かすかな音にも敏感に反応し飛び立っていきました。日本では冬よく見かける平凡で地味な野鳥ですが、羽を広げると神秘的な色をした美しい鳥でした

今津川の井堰付近の風景です


門前川の井堰のように徒歩で渡ることができないので遠目にしか見えないのですが、コサギや鴨の仲間が群がっています。のどかな春の午後の風景が広がっています