山の中の小さなカフェ Cafe 花音 (2019年10月5日)
広島県廿日市市との県境近くの山の中にログハウス風なお洒落なカフェがあるという口コミが気になり行ってきました。岩国市美和町の美和総合支所から一本道を15分ほど走ると、脇に入る道端にカフェの看板あり。行き止まりにそのカフェはあります
周りは森に囲まれ、静かで心地よい雰囲気です。カフェは土・日・祭日のみの営業です
2年前に福井県からこの地に来られたというオーナーさんは、とても優しそうでステキな方です。なぜこんな山中にとの質問に「義理の両親が開拓した土地で、お気に入りの場所だったそうでいつかここでカフェを始めてみたかった」。まれに熊も出没するそうです
ハウスの周りには花好きのオーナーさんらしく四季折々の花が植えられています。ブルーに塗られた可愛いハウスでは、趣味で絵も描かれているようで充実した日々を送られているようです
ランチメニューは2種類。キノコと栗の米粉キッシュ(¥1,200)&野菜たっぷりランチ(¥1,000)。卵、バターを使わずに焼かれたパンと地元野菜たっぷりのランチには、血液サラサラの玉ねぎのスープと野菜の種から作ったオイルが付いています。珍しいオイルはパンにつけていただくととても美味しかったです。身体にやさしい食材ばかりです
食後にはアップル味とストロベリー味の紅茶。レモンもシュガーもついてなく紅茶の香りを楽しめました
季節外れの残暑が続いている毎日ですが山里はすっかり秋色です。ススキやセイタカアワダチソウが秋風に揺れ、黄金色の稲穂も垂れさがり稲刈りを待っています
来た道とは反対に廿日市方面から帰ります。途中廿日市市指定遺跡「上田宗箇岩船の水」の看板あり。茶人で浅野藩の客分の家老でもあった上田宗箇が茶を点てるのに使用した銘水で今も枯れることなく清らかな水が流れています
広島県の西部、大竹市栗谷町にはごつごつした岩肌で登山やロッククライミングの愛好者に親しまれている標高約700mの三倉岳があります。「朝日岳」、「中岳」、「夕陽岳」と三つの峰をもつことからそう呼ばれています
三倉岳のふもとにある栗谷地区(栗を栽培して「栗谷」と呼ばれるようになった)には「マロンの里交流館」があり、地元の新鮮野菜や特産物の即売、豆腐やこんにゃく作りなどの講習会も開かれています。裏手には玖島川が流れ夏は川遊びの家族ずれでにぎわいます
蛇喰磐(じゃぐいいわ) 三倉岳に住んでいた大蛇が喰ったためにできたという伝説がある。床の岩盤が水の浸食で大小無数のおう穴を形づくっている珍しい地形をしていて夏にはキャンプや水遊びに多くの人が訪れます
山口県を流れる小瀬川とその支流玖島川の合流する地点にあり水も豊富に流れ川底が見えるほど澄んでいます
川真珠貝広場キャンプ場 過ぎゆく夏を惜しむようにキャンプを楽しんでいるファミリーで一杯です。この近辺には小瀬川を挟んで3ヶ所のオートキャンプ場があり、向かい側には弥栄オートキャンプ場があります。川の水は少し冷たいのですが、野外キャンプにはちょうどいい季節です