No.58

    木工体験 丸太村 (2020年6月11日)  

先日(9日)周東町にある森林体験交流施設「丸太村」に古代ハスの花を鑑賞しに訪れた際、木工体験ができると聞き予約をして帰りました。体験施設の入り口には手造りのガーデニング用品が並べられています。その中にはイーゼルスタンドの額縁型のプランターがありました。以前から気になっていたガーデニング雑貨の一つで、買うとなると意外といいお値段なのでDIYで念願の額縁プランターを作ってみました

「使用時間内(9時~16時)に終わらんと帰れんようになるで」なーんて脅かされていたので9時には家を出ました。公房の中は作業台が数脚と初めて目にする工具がたくさん置かれています。この日は梅雨入りした初日で外は朝から大粒の雨が降り続いています

材料です。額縁の大きさを決めます。展示していた実本通りで横55センチ、縦41センチ。後ろの箱になる部分は小さめに作ります。顔になる額縁には節のない綺麗な木材を使用します

縦、横それぞれの長さにきり、端を45°にカットしていきます


斜めにカットした側の中ほどに機械で穴をあけ長方形にカットされたビスケットのようなものを詰め、ボンド塗って4方をはめ込みます。しっかりポンドが付くようにベルトで固定します

箱になる部分の木材をカットし釘を打っていきます。ずれないようにくぎを打つために固定してキリで2ヶ所穴をあけ釘を差し込み金槌で打ちます。金槌は柄とハンマーからできているのですがハンマーには種類があり、 片側が平らでもう片側がゆるい曲面になっているハンマー(両口ハンマー)を使用しました。釘は最初は平らなほうで打っていき木の面が近くなると丸味のあるほうで打っていくと木が割れないそうです。初耳でなるほど・・・勉強しました

箱の完成です

額縁の内側には特殊な機械を使って溝を作っていきます。この機械は危険なので、おじさんにやって頂きました。紙ヤスリで磨いてなめらかにします

額縁プランターが完成!最後にイーゼル(三脚)をつくりイーゼルにプランターを引っ掛けて落ちないようにするのに板を打ち付けます

ちらっと見えている方が指導してくださったおじさんです。どんなふうに組み立てているかよくサンプルを見て考えて作りなさいと優しく厳しく教えていただきました。2時間半ほどで完成させました

水性ペンキで塗装をして葉っぱのイラストを描き、ポットの花を入れ形を整えました。アイビーゼラニューム、ペチュニア、針金のようなワイヤープランツ、紫の花をつけているのはスクテラリア、黄色の小さな花はイトバハルシャギク?

迷った挙句、茶色にしたのですが白色に塗装すればよかったのかなと少々後悔しています。色落ちしたらまた白色に塗りなおします