2021 初詣 (2021年1月2日)
”明けましておめでとうございます”
2020年は思いがけない新型コロナの感染拡大で散々な1年でした。新しいが明けましたがウイルスの感染者数は増加傾向にあり、終息の兆しが見えません。年始は天候には恵まれたのですがいつもの年とは違い静かな幕開けで始まりました。蜜を避け近くの神社に初詣に出かけました
名橋「錦帯橋」には 地元の町おこしグループが毎年続けている門松が華やかに飾られています。家庭菜園で丹精込めて造った葉ボタンやナンテンなどを使い造られたものだそうです。昨年の錦帯橋を訪れた観光客は最低だったそうで今年こそは賑やかで明るい1年になりますようにとの願いを込めて制作されたようです
錦帯橋を渡ると市民の憩いの広場として親しまれている吉香公園があります。公園内には 吉香神社、褒忠社 (ほうちゅうしゃ)、白山比咩神社(しらやまひめ) の3神社が点在します。公園のシンボルは噴水です。噴水の近くには冬桜と1年に2度咲く十月桜がこの時期に咲いています
掘割には鯉が泳ぎ冬になると鴨が飛来します
公園内には岩国藩主・吉川藩政時代を偲ばせる居住跡や建築物が点在しています。吉川家歴代神霊を祀っているのが 吉香神社 です。一の鳥居、二の鳥居の先に神門があります
参道脇には手水舎がありますが、例年と違い感染対策のため柄杓はなく蛇口をひねり水を出し手を清めます。柄杓の替りに菊の花が手水舎一面に敷かれています
入母屋造妻入りの拝殿は重厚な感じがします。神門、拝殿、本殿とも国指定重要文化財に指定されています
奥に見えるのが社務所
案内板によると吉香神社の末社で、吉川広家が初代岩国藩主が寺谷(紅葉谷)にある竜門寺境内に節臣廟(せつしんぴょう)びを建て吉川家の死節の臣をまつり回向所としていたが廃藩後これを神社に改めたのが 褒忠社 で吉香神社より奥にあります
岩国城へのロープウエイ麓駅奥にあるのが 白山比咩神社 (しらやまひめ)です。明治期の拝殿が火災により焼失しましたが2005年12月には再建されました
鳥居をくぐるとすぐのところに錦川の豊かな水に感謝する守護神社・錦川水神社が鎮座しています
初詣には多くの参拝客が訪れます。神社の左手には岩国城への登山道があります
標高約200mの城山山頂まで、全長412mのケーブルに架かったゴンドラで約3分。2台のゴンドラが間もなく合流します
河川敷ではお正月の代表的な遊びの一つ凧揚げを楽しんでいる親子がおられました。昔懐かしい長い2本足のついた凧ではなく、今はカラフルでカッコいいカイトが主流のようです。風に乗って高く上がっていました