
ゴールデンウイークを利用して娘がスペイン旅行へのツアーに参加しました。7泊8日間の日程で関西国際空港からフランクフルト経由でマドリッドを目指します。日本との時差8時間、気候はほぼ日本のこの時期と同じなのですが朝、晩はダウンジャケットを必要とするほど冷えるそうです
スペインで最も人気のある芸術の街、バルセロナ。カタルーニャ州の州都で、偉大なる建築家ガウディの出身地でもあります。そのガウディが手掛けた建築物や美術館などが単剤します。バルセロナは日本人が憧れる海外旅行地ではつねにTOP10入りを果たす人気観光地です

ラス・ファレラス水道橋(世界遺産) バルセロナに向かう途中バスの運転手さんの粋な計らいでコースに入ってない世界遺産を見ることができました。タラゴナにあるローマ時代の遺跡で別名「悪魔の橋」と呼ばれている

サグラダ・ファミリア(世界遺産) 1882年建築家フランシスコ・デ・ビヤールが着工し、アントニ・ガウディが引き継ぐが。死後未だ建設が続く未完の教会。毎年何百万人もの人々が世界各国から訪れるスペインきっての名所です

完成まであと50〜100年とも言われています。完成すればイエスと聖母を表す2本の塔を中心に、合計18本の鐘楼が建てられることになるそうです


大きなステンドグラスを通して太陽の光が差し込むため、自然な明るさなのがとても印象的です

ガウディはサグラダ・ファミリアに「石で聖書を刻む」という構想を持ち。弟子たちに託したという。その石による装飾は、2人の彫刻家が取りまとめています。一人は地元の彫刻家、そしてもう一人は、この教会の主任彫刻家である外尾悦郎にゆだねられています。日本人でありながらその作風はガウディそのものと言われています。その作品である「ハーブを奏でる天使」と「天使の合唱隊」

サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾り

最後の晩餐から磔刑、そして昇天の場面まで、キリストの受難と死が彫られています

完成すればこのようになるそうです。グレーの部分が完成しているところでベージュが未完の部分

グエル公園(世界遺産) ガウディの大スポンサーだったグエル伯爵と組んだ都市開発プロジェクトで、当初は60戸の住宅を建設する予定でしたが、プロジェクトは失敗に終わりましたが、美しい公園だけが残されました。展望台からはバルセロナの街が一望できます。おとぎ話の不思議の世界のようです

シンボルとなっている階段中央にあるモニュメント色鮮やかな破砕タイルのトカゲの噴水とホールの天井装飾

カサ・ミラ
ガウディがミラ夫妻の依頼で5年の歳月をかけ設計した邸宅。山をモチーフにした独特な曲線を用いた建築で、中庭は吹き抜けになっていて、最上階はガウディの建築を紹介する博物館になっています


カサ・パトリョ(パトリョ邸) ガウディの後期代表作のひとつ。富豪パトリョ氏の依頼を受け、住居の改築を行ってきました。海をイメージしたと言われ、波打つような壁や波を連想させる青いタイル無数に張られている印象的な建物
バルセロナといえばサグラダ・ファミリア!建築家アントニオ・ガウディのライフワークとなった教会。建物内に入った瞬間、その明るさに驚き、こんなに明るい教会は初めてでした。白い壁と柱にステンドグラスから青や赤、黄色の光が差し込み何とも言えない柔らかな、幸せな気持ちになりました (2018年5月6日)