広島藩主浅野長晟の別邸の庭園として元和6年に築成されたもので茶人として知られる家老の上田宗箇によって作庭されたそうで、春の梅に始まり、桜、ボタン、つつじ、ふじなど四季を通じて花を楽しめる庭園です。県立美術館の隣にあり、街の中にある庭園です

縮景園入り口

県立美術館への通路 今シャガール展を開催してます


赤い橋を渡ると超然居 ここから清風館 跨虹橋を眺めるのが一番の絶景です

跨虹橋(ここうきょう)
濯纓池を二分する橋で縮景園を象徴する名橋




左上:看花纓 座席はろくろ式で回転するようになっていてこの場所から対岸の花や傍を流れる京橋川を行きかう船を眺めたりしていた。 右下:万歳手水鉢



迎暉峯 園内一高い場所で縮景園の庭園を一望できます

泉水亭
売店には、民芸品を販売。 抹茶ぜんざいは、抹茶の香りのするやさしい味でした


清風館 園のほぼ中央に建っていて、数寄屋作りの建物で屋根は柿葺きで、内部は清風之間、玄関之間、次之間、茶室、水屋があります。書院作りで花頭窓からは跨虹橋を眺めることが出来る


右:梅林 園内には、17種約110本もの梅の木があり3月には見ごろを迎えます

夕照庵 西の方角に位置する茶室で屋根は茅葺。紅葉とのコントラストが美しい茶室

明月亭
庭にふさわしい数寄屋造りで屋根は茅葺でこの茶室は利用可だそうです

悠々亭
四阿と呼ばれる様式。納涼茶会や歌会などの使われていた


秋色に染まった日本庭園は美しく、ホッと出来る処です。四季折々に催される茶会には気軽に参加出来、一年を通じて園内には四季の花が咲き、ソメイヨシノは広島気象台が開化の基準とする標本木もあるそうです。また晩秋の風物詩として松のコモ巻きが知られています(2013年11月23日撮影)