帝釈峡の上流部分にあたる上帝釈エリアは、遊歩道が整備されており渓谷美を楽しみながら上帝釈峡エリアの一番の観光スポットであり、国天然記念物指定され、日本三大天然橋の一つともいわれる巨大な天然岩橋まで散策します。途中、鍾乳洞「白雲洞」などを見学しながら散策できるエリアで、帝釈峡の中でも見所の多い所です
神龍湖より上帝釈の駐車場まで20分、。駐車場に車を止め白雲洞を目指します
紅葉がすすみ自然の美しさを満喫できる渓谷を歩くこと5、6分、白雲洞に到着!入場料(300)を払い中へ・・・狭い入口を抜けると鍾乳石、石筍などの自然美が電球でライトアップされています。奥行き200mまで見学でき、高さは20mもあり古代史的にも注目の鍾乳洞だそうです
洞内は常に11℃前後で夏は涼しく冬は温かいそうで、帝釈峡一帯の地底には広大な鍾乳洞が無数にあるといわれているそうです
緑色の「苔」のように見えるのが「電球の光で育つ植物」の説明書きあり。洞内見学は15分分ほどですが、長い年月をかけて出来上がった鍾乳洞だけに見応えがあります
鍾乳洞が崩落し入口だけが天然橋として残り下をくぐり抜けることができる鬼の鬼門と呼ばれる石灰岩
紅葉した木々が綺麗です。トイレがあり休憩の椅子も置かれています
渓水の浸食作用によってできた雄橋は長さ90m、幅19m、高さ40mの日本一の天然橋です。自然が創りだしたこの橋は「神の橋」とも言われ世界三大天然橋のひとつに数えられています。ここから徒歩2時間ほどで神龍湖に行けます。来た道を折り返し駐車場周辺を散策!
駐車場近くに建つ寺院は、帝釈峡の名の起源となった神様 帝釈天を本尊として安置する帝釈天永名寺。709年に行基によって開山されたと伝えられる古刹ですが、現在は立ち入り禁止となっている
石灰岩の断崖の下部は流水によって浸食されており、凹んだ小さな洞窟に賽の河原があるそうです
帝釈峡は神龍湖遊覧がメインとなっていますが、天然石の岩の橋や鍾乳洞、湖がある渓谷など変化にとんだ自然美を満喫できる上帝釈も楽しめます (2023年11月4日)