徳佐八幡宮しだれ桜 2023

山口市阿東にある徳佐八幡宮は、山口県内でも屈指の桜の名所です。なかでも360メートルほどある参道の両側に咲くしだれ桜は見事です。桜のトンネルができるほど咲き誇るしだれ桜並木は、昨年3月に国の名勝に指定されました。夜桜も楽しめるように今年始めて参道がライトアップされます

シダレザクラ77本を中心にエドヒガン、ソメイヨシノなど合わせて104本の桜が参道をピンクに染めます。枝垂れ桜は花びらが小さく、優しいピンクの色合いが特徴の愛らしい桜です

徳佐八幡宮参道の桜並木は、文政8年(1825)に氏子有志によってシダレザクラとエドヒガンが植えられたことが始まりと伝えられています

昭和9年に国の名勝として指定を受けましたが、その後多くが枯死したため昭和31年に指定を解除されました。のち補植や、往時の老木からの実生や接木による増殖が行われるなど住民の方の手入れにより復活したそうです

近隣はもとより県外からも多くの花見客が訪れます ...




1182年に、大内満盛が宇佐八幡宮より徳佐八幡宮を勧請したことを起源とする神社です。多くの参拝客が列を作っています



参道横の広場にもソメイヨシノやヤマザクラがたくさん植えられており、しだれ桜と違った雰囲気の花見スポットです

4月2日(日)には桜まつりが開催され屋台・露店の出店、イベントなども行なわれるようです



しだれ桜を中心とする並木は全国的にも珍しいそうです。ライトアップは3月29日~4月9日までの期間で日没よりPM22時まで。参道横に駐車場有(¥500) (2023年4月1日)