宮島週末花火!

世界遺産の厳島神社のある宮島では、約3年半に及ぶ大鳥居の大規模改修工事の完成を記念して、1月14日、21日、28日の土曜日に午後6時から約300発の花火が打ち上げられます。2019年8月を最後に宮島水中花火大会が中止となっており、久々の冬の週末花火を見ようと多くの観光客や市民で賑わいました。厳島神社は花火を社殿から観賞できるようにと特別に開放しています

水中花火大会と比べれば規模はくらべものにならないほど小さいのですが、復活を願っていた人々が10分足らずの花火のショ-を久々に楽しんでいました

記念イベントで「みやじま冬夜市」が開催されています。飲食販売の屋台が並び雑貨、工芸品の販売や体験ブースなどもあります



神の住む島といわれる「宮島」。その海上に建っている嚴島神社は、1996年世界遺産に登録されました。木を切ったり土を削ることで「ご神体」を傷つけないようにと潮の満ち引きのある場所に造られたといわれています。


潮の満ち引きによって景観が変わっていくのも魅力の一つです。満ち潮時には海に浮かんでいるように見え幻想的です。ライトアップされた社殿は神秘的で美しく魅了されます

ライトアップされた多宝塔は西の丘にあり高さが15.6メートル、宝殿としてつくられた円型の建物で、高台からは大鳥居や 対岸の景色も見えるスポットです

週末花火は、対岸の宮浜温泉でも2月12日にも打ち上げられます。より鮮やかになった大鳥居が海面に反射してとても綺麗です。規模小さくても今後も続けて欲しいものです (2023年1月21日)