防府市にある標高631mの大平山の山頂に整備された公園で、10万本のつつじが咲き誇る西日本有数のツツジの名所として知られています。公園からは瀬戸内海を臨むパノラマ絶景が広がり、市街地や瀬戸内海の島々が望めます
4月下旬から咲き始め5月中旬には見ごろを迎えます。ヒラドツツジを中心とするピンクや白、赤のツツジで山頂一面が彩られ、斜面の中央には白いツツジで「大平山」の文字が浮かび撮影のスポットとなっています
遊歩道を通り山頂に向かう途中の景色。つつじは7分~8分咲きで斜面に沿って段々に植樹されており、つつじの絨毯を敷き詰めたように美しく迫力あります
山頂公園には瀬戸内海を眺めながら芝生の上でゆったりと過ごせる「芝生広場」、アスレチック遊具が設置された「遊びの広場」、多種多様な用途に使用できる「多目的広場」、防府市の町や瀬戸内海の島々が見渡せ、眼下に広がる 大パノラマを楽しめる「展望広場」などの4つの広場があります
山頂からのは素晴らしい眺望が広がり、NHK山口放送局やその他民放局のアンテナ塔が建ち並んでいます
山頂を降り展望広場へ!以前はロープウエイが運航されていたのですが平成27年に廃止されたため山頂公園へのアクセスは登山もしくは車で上がることになります。公園入り口近くには広い駐車場が完備されています
一番手前の南北に細長い島は大津島で、戦時中に島の周辺で人間魚雷「回天」の発射訓練が行われていたことで知られいます。後方には笠戸島や祝島も見えます。アスレチック遊具やそり遊びができるので家族で楽しめる公園です (2024年5月3日)