周防大島町外入(とのにゅう)に「旅するチョウ」として知られているアサギマダラが飛来しています。アサギマダラは海を渡り本州から南下し遠くは沖縄や台湾まで2,000キロ以上もの距離を移動するといわれています。アサギマダラ園では、フジバカマの花畑を優雅に舞う姿を見ることができます




約2,000本のフジバカマが咲く花畑は、「花の咲く夕日の里づくりの会」が管理しているそうです。満開の花畑に白やピンクの花を行き交って舞う姿は、11月上旬ごろまで観察できるそうです




タテハチョウの仲間で黒や茶の縁取りに淡いブルーの模様が鮮やかな羽を持ち、羽を広げると10センチほどになる大型の蝶です






フジバカマは10年ほど前から大島の活性化のため、アサギマダラを呼び込もうと植えたのが始まりで、今ではアサギマダラの飛来地としてすっかり有名になりました


蝶にマークを入れる飛来地調査ため、マーキングされた蝶にも出会えます




この日は雨上がりの薄曇りの天候のため30匹ほどが舞っていましたが、今後日中の気温が20℃くらいになると更に飛来数が増え、ピークは25日頃になるそうです




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