大分別府温泉の観光名所「別府地獄めぐり」を楽しんできました。温泉地である鉄輪(かんなわ)地区には昔より噴気、熱泥、熱湯などが噴出していた土地があり、近寄ることができないことから「地獄」と呼ばれるようになったそうで温泉噴出口を「地獄」と呼んでいるそうです。源泉の噴気や熱水が地上に勢いよく噴出する7つの地獄(海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄・血の池地獄・龍巻地獄)が鉄輪にはあります
昨夕から降り続いた雨は朝になっても止むことはなく、もう1日湯布院で過ごそうと思っていたのですが、急遽予定を変更し別府に向かいます。赤い2両編成の可愛い列車は「ゆふ号」。グリーンの車体が美しい豪華な「ゆふいんの森号」もここ湯布院で停車します
海地獄の料金所で共通観覧券(¥2,000)を購入!一施設見学料金400円なので少しお得です
水面が海のようなコバルトブルーに見えることからその名が付けられ神秘的な 海地獄 。国が指定した文化財の一つに選ばれ国指定名勝になっています。他に血の池地獄、竜巻地獄、白池地獄が国指定名の景勝地になっています
海地獄では青い地獄だけでなく、 赤池地獄 も見ることができます。岩の隙間から煙が勢いよく吹き出しています
地獄の熱を利用した温室では、蓮のほかにも蘭や熱帯で育つ珍しい植物が沢山あります
灰色の熱泥が大小の球状で沸騰する様が坊主頭に似ており、鬼石という地名に由来した 鬼石坊主地獄 は泉温99°
軟らかいお湯が綺麗な鬼石坊主地獄の足湯
地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来の かまど地獄は 1丁目~6丁目までさまざまな湯の池があります
かまど四丁目の色は、地下にある岩盤が地熱によりできた粘っこい色んな種類の粘土がとけだした色で、たばこ等のけむりをだし吹きかけると蒸気が上がる実験を随時行っています
五丁目は池の色が変わる不思議な地獄です。.年に数回突然色が変化しブルーやグリーンになったり、色が濃くなったり薄くなったりするそうです
砂蒸し足湯や小石が入った足湯など3っの掛け流しの足湯を楽しめます
鬼山という地名に由来する 鬼山地獄 は別名「ワニ地獄」とも言われています。日本で初めての温泉熱を利用したワニの飼育を始め現在はアリゲータ種に加え、シンガポールからのクロコダイル種のワニなど約80頭が生息しています。マレーシアの伝統家屋を再現した建物が敷地内にあります
地下187メートルから湧き出ている源泉でお湯は99.1 °と高温で勢いよくもくもくと立ち上る湯けむりが凄く湧出量は1時間に8トンと膨大だそうです
国指定名勝の 白池地獄 は落ち着いた雰囲気の和風庭園にあり、噴出時は無色透明な熱湯ですが温度と圧力の低下により自然と青みを帯びた白色に変化します。温泉熱を利用して各種の熱帯魚を飼育しています。5ヶ所の地獄は徒歩で順次回れますが 残りの血の池地獄、龍巻地獄へはバスで移動します