カルビー広島工場

廿日市市木材港に宇品から移転し、2006年から「かっぱえびせん」や「さやえんどう」などを製造している広島工場にかっぱえびせんができる製造工程を見学に行って来ました。「やめられない とまらない カルビーのかっぱえびせん」で長年親しまれている「かっぱえびせん」ができるまでの映像や見学通路から作業の工程を窓越しに見学できます

ピンクの外観はエビ色だそうです。広島工場では「かっぱえびせん」などノンフライ商品(「かっぱえびせん」がノンフライだとは知りませんでした。)を製造、少し離れた西広島工場では「ポテトチップ」など油を使っている商品を主に製造しているそうです


見学は月~木曜日の午前、午後どちらかで参加費は無料ですが前もって予約が要ります。所要時間は90分ほどです。ロビーの広場には楽しくなるようなフォトスポットがあり、記念撮影ができます

「かっぱえびせん」の歴史などが書かれた分厚くて巨大な絵本

期間限定商品の「フレンチサラダ味」富山県産の白エビで作られた「かっぱえびせん白えび」やビールにあう花藻塩と燻製の唐辛子を使った「絶品」などの珍しい商品が並んでいます

ビデオで「かっぱえびせん」ができるまでを紹介!かっぱえびせんはカルビーの創業者のアイディアから生まれたスナック菓子で「かっぱあられ」という商品名で売り出されたそうです。ビデオの中でクイズが何問か出題され、ちょっとした豆知識も満載です

説明後、部屋を出て工場の見学通路がある2階へと移動します。階段下には宇品工場のミニチュア模型やレンガ壁の一部、袋詰めの機械などが展示されています

いただいたパンフレッドの工程に生地を伸ばすときに、生地が膨らむやすく調味料がしみ込みやすくするため10本の線を入れていくのだそうです。殻付きのえびが丸ごと入っているのでカルシュムがたっぷりで、原料を混ぜて出来上がるまで3日もかかるそうです。「さやえんどう」は30分、「ポテトチップ」は20分で製品になるそうです

階段の途中にエビが地引き網にかかったオブジェがあります。よく見ると、大きさや向き、形が違うエビが沢山います。生地を伸ばしカットしサクサクに煎って味付けされた「かっぱえびせん」が目の前をベルトコンベアで運ばれ、袋詰めされる。のち箱に詰められていく工程をガラス越しですが、間近かに見学でき、ガイドしていただいたスタッフさんの説明も分かりやすくて良かったです。2階は撮影禁止です

帰りにいただいた広島工場で生産された商品の数々。チーズビットは春、夏限定商品です。カルビーで生産される商品の中で2022年度の一番人気は「じゃがりこ」2位は「ポテトチップ」、3位「フルグラ」だったそうで、ちなみに「かっぱえびせん」は5位だったそうです  (2023年7月11日)