山口県徳地の山々に囲まれた自然豊かな谷あいに重源の郷はあります。茅葺屋根の工房が点在し、昔懐かしい山村風景を再現した体験交流公園です
郷の入り口近くには園名の由来になっている重源上人の像があります。平安時代に焼失した東大寺再建のため責任者に任命され、木材の切り出しの為この徳地を訪れたそうです。郷内には、藍染、竹細工、紙すきなどの手作り体験工房やアスレチック施設などがあります
迎賓館 郷内の案内とお休み処で、土産品も販売しています
迎賓館の前からとくぢ浪漫の間を往復する無料バス、重源号が出てます
いなか屋敷 徳地の地方で昭和初期にみられた一般農家を再現したもので、当時の農家の生活様式を伺うことが出来ます
そまいりの道 そまいりとは重源上人が東大寺再建の木々を求めて山に入ったことをいい、谷川沿いを散策できる遊歩道への入り口
この辺りは初夏になるとシャクナゲの花が咲きます。四季を通じて季節の花々が咲く公園でもあります 右:炭焼き小屋 この窯では、この地の木や竹を使い木炭と竹炭を実際に焼いています
後方に見えるのは 蕎麦打ち体験工房のちょうげん 自分で打ったそばをその場で味わうことが出来ます
思わずこんな風景昔見たことあるナー至る所でそんな光景を見ることが出来ます
左:文化伝承館 重源上人が徳地の山から木材を切り出した活動の様子を紹介 右:重源茶屋 みたらし団子、くずきり、ぜんざいなど茶屋気分を味わえる甘味処
遊歩道は整備されていて、道の両端にはあじさい、桜、カラ-、梅、カタクリなど四季折々の花が咲き、小川のせせらぎが聞こえます
とくぢ浪漫
ボンネットバス(重源号)の停留所。徳地ならではの特産品や民芸品、手作り作品、土産品などを販売
ふれあい工房 藍染めや機織りの体験が出来ます。ハンカチ、スカーフの藍染め、ランチョンマットの機織り、子供達には貯金箱の木工キットも置いてあります
紙漉きの家 白波 伝統工芸品「徳地和紙」の紙漉き体験や製作ができます。ハガキ、しおり、色紙など手作りならではの温かみを体験
匠 木竹の家 この地の森林資源を利用した木工と竹細工の加工施設
この辺りのモミジは散り始めです。落葉を踏みしめながら・・・・・
左:浮橋神社 長寿、健康の神社でぼけ封じにご利益があるそうです 右:石風呂 東大寺再建の木材の伐採の人々の疲労回復に使われた石風呂を再現
花ひとえ 郷内唯一の食事処。徳地の特産品を使った和食処で、この日は紅葉狩りの人で大行列
竹かごの上に紙漉きで作った和紙を張り、柿のしぶかわで色づけし絵や文字を描いたお盆や手提げのバッグやなど手作りの品を販売してます
左:エビフライ丼 \800 大きなエビフライが4尾も入っていました 右:かき揚げそば+おむすび \820 そば打ち体験も出来るせいか、やはりココの一押しなのでそばを食べている人が大半でした
山にかこまれた静かな谷あいに心癒される風景があり、懐かしい人を思い出させるそんな場所でした
岩国への帰り道、湖畔の紅葉がとても美しいダム湖を通りました!(周南市大字高瀬)島地川ダムの建設により生れた人工湖の 高瀬湖 水面に映る景色のすばらしさに感動し、ダム湖を一周してみることにしました
木谷公園 湖畔にある小さな公園ですが、紅葉の名所らしく何人かがカメラを向けていました。ダム湖の周りには他にも新平ヶ原公園、先山公園などが整備されているそうです
断崖絶壁にある神社
水面に映る穏やかな風景
ほぼ真ん中あたりに展望台があり、そこからの眺めは一段と綺麗で秋の風情がよく伝わります!
湖畔には桜、もみじが植えられていて紅葉のハイキングコースとなっています。晩秋の風景は華やかなのですが、何となく物哀しくも感じます
(2014年11月16日)