秋色に染まる古都 京都にもみじ狩りに出かけました。山にかこまれた盆地で山に沿うように紅葉の名所が数多くある京都はこの時期、紅葉狩り客で最もにぎわう季節。日差しに輝く陽光もみじ、華やかなライトアップに浮かぶ神秘的な夜もみじ、ドラマチックな秋の京都を巡ってみました
No.1 銀閣寺界隈京都駅 一日平均63万を超える乗降人員ある京都駅は日本でも有数のターミナル駅。駅の正面には京都タワーが見えます。早速バスの一日乗車券を購入。始めに東福寺目指して出発。京阪電車東福寺駅で下車
退耕庵 小野小町ゆかりの寺
霊源院 永代供養と水子供養の寺
明暗寺 普化尺八の開祖とされ、虚無僧寺の本家本元
霊雲院 東福寺塔頭の一つで明徳元年に開院!枯山水の庭園が有名。山門をくぐると可愛いお地蔵さまが出迎えてくれます
書院前庭中央には遺愛石が置かれ、遺愛石を須弥山にみたてて白砂の波が山海を表現している「九山八海の庭」(霊の庭)だそうです。日本を代表する作庭家 重森三玲が手掛けた庭園
丸山八海の庭(この世界は九つの山と八の海からなりその中心が須弥山だと仏説にあり、庭中央の遺愛石を須弥山にみたてて作庭されている
臥雲の庭 雲の描く美しさと、無心に動く水の美しさを白砂にたとえて表現。少し奥まったところにあるので、混雑していなくてゆっくりと庭園鑑賞ができます
左:東福寺本堂 京都五山の一つに数えられる、京都最大規模の繁栄をほこった禅宗寺院 右:通天橋 紅葉の絶景スポットである。長蛇の列です
通天橋への回廊から通天橋を眺める。洗玉澗の深い淵を真っ赤に染め、まるで燃えているように見えます
赤、緑、黄のコントラストが綺麗です
通天橋へは大混雑でこの状態で前へは進めません
あと一歩のところまで来て残念なのですが、諦めます。回廊の右側にも多くのモミジがあり綺麗な景色が広がってます(下の画像)
渓谷の傍から通天橋を眺める。洗玉澗の淵は約2,000本ものもみじで埋め尽くされています
東福寺は京都随一の紅葉の名所として知られています。その光景は圧巻です
東福寺よりバスで移動し銀閣寺を目指す。通路の両端には京都銘菓の店が並んでます。銀閣寺橋を渡らずに右に行けば哲学の道!
お洒落な陶器店、古風なお茶屋さん。 右:銀閣寺総門
中門をくぐると宝処関が見えます
正式名称を東山慈照寺といい、銀閣寺の名の由来は祖父・義光の金閣寺にならって建てられたため銀閣寺と称せられることとなったといわれています。京都を代表する楼閣建築物の一つで、 世界遺産に登録されている。江戸初期に修復された庭園は、美の求道者ともいえる足利義政作と伝えられている
向月台 白砂を富士山形に固めた砂盛り
錦鏡池 池を中心とした池泉回遊式庭園
銀沙灘(月光に輝く海原を表現)と向月台。展望所に登る人の列
展望所への途中。お茶の井付近
展望所からの眺め!境内と市街地が一望できます
義政が好んだ侘びの精神が息づく風景に、赤く色づいたもみじが彩りを華やかを添えています
銀閣寺の橋の傍の食事処で遅い昼食をとりました。やはり豆腐料理でしょ・・・・ひとひらご膳 (2014年11月24日)