防府天満宮は学問の神様とし て知られる菅原道真公をお祀りした神社.で、日本で最初に創建された天満宮です。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と共に日本三天神と称せられています。市外からの来訪者も多く、正月の3が日には沢山の人でにぎわいます

  • 表参道傍には「まちの駅 うめてらす」があります。展示・休憩・情報コーナー、特産品・おみやげコーナー、飲食コーナーなどがあり、観光に役立ついろいろな情報を提供しています


大石段が長く延びる表参道と大鳥居。その両側には骨董品、手作り工芸品などのお店がな並ぶ。大専坊跡 伊藤博文が幼少の頃ここに寄宿していた

茶室 芳松庵
石段を登る途中にある茶室で平成3年春に建立されたものです。中は30畳の大広間と、8畳の和室を持つ主屋、茶室「芳松庵」、外待合がある。2階床柱、及び炉縁には伊勢神宮の古材が使用されている。美しい庭を観賞しながら、気軽にお抹茶がいただけます

  • 現社殿は昭和38年の再建で、国の有形登録文化財に指定されている。高台に華やかな朱塗りの楼門がそそり、正月の初詣、早春の梅まつり、11月には西日本屈指の荒祭りとして知られる御神幸祭(裸坊祭)などが行われ、1年を通じで多くの参拝者でにぎわいます


  • 境内は梅の名所として知られています。約16種類1100本の梅の樹が あり、毎年2月中旬から3月初めには梅まつりが開催されています。期間中はいろいろな催し物があるようです

  • 1本、2本ではなくこれほどの数がかたまって咲くしだれ梅を見たのは初めてで、その美しさと優雅な姿に感動しました!今年は例年に比べて開花が遅れていたそうですが、今は見ごろを迎えています(3月7日)


白の垂れはまだ蕾が目立ちますが、菅原道真公が愛した梅の花に上品なたたずまいを感じます



境内にある食事処「さかたり」で昼食をいただく。オーダーしたのは”管公膳(かんこうぜん) \1,620。菅原道真公の命日(旧暦2月25日)にあたる御生祭の時にお供えされるご膳を、現代風にアレンジしたもの。品数が豊富でお腹一杯になりました

  • 春風楼 この楼から眺める防府市の全景や瀬戸の風光は四季を通じて春風のように爽やかな景色だそうです

  • 筆塚 使い古した毛筆に感謝し、かがり火にくべて書道の上達を願った

  • 野村望東尼の碑 勤皇の歌人で、姫島に流され、高杉晋作の指揮により救出下関の白石正一郎宅に身を寄せる

駐車場近くの梅の木々。白梅、紅梅とも見事に咲いていました


大輪の白牡丹・玉牡丹、小輪の黄金梅、中輪の雲井など・・・2月下旬から遅咲きのものだと4月中旬まで順次咲き続けるそうです

高台にある公園からの眺め。可愛い光景に気持ちもなごみます     (2015年3月7日)