ニースに代表される紺碧の海がまぶしいリゾート地のコートダジュール。1年を通じて10°Cを下らない気候が温暖で、世界中から観光客が集まる楽園。芸術ゆかりの地プロバンス。エクス・アン・プロヴァンスには偉大な芸術家・セザンヌを産んだ街で至る所にセザンヌの面影を見つけることができる。美しく豊かな自然、陽光あふれる南仏の旅!
No.34日目はアルルをバスで出発。保養地が多く存在するフランスの南西部海岸全域(ニース、エズ、ムージャン、カンヌ、モナコなどが点在)のコート・ダジュールを観光します。最初に「カンヌ映画祭」で有名なモナコを散策
【カンヌ】
元々は小さな漁港に過ぎなかったのですが、19世紀中頃英国の貴族がヨットを乗りに訪れ、それ以来国際的なリゾート地に変貌していったようです
紺碧海岸の意味と持つコート・ダジュールは、南仏プロヴァンス地域のトゥーロから東に向かってイタリア国境まで続く地中海沿岸地方を言う。一年中気候が温暖で美しい海が広がるリゾート地です
年5月に行われる「カンヌ国際映画祭」。メイン会場の 「パレデ・フェスティバル・エ・デ・コングレ」 催し物が行われていない時はあの有名なレッドカーペットに立ってみたいと、中心に立って記念撮影する観光客が絶えません
海沿いに延びるカンヌのメインストリート
【エズ】
エズはニースとモナコの中間にあります。コート・ダジュールにはイスラム教徒からの襲撃を防ぐべく丘や山頂に築かれたジュ城塞都市がいくつもあります。その中でも代表的な集落がエズ。海抜450m、海から垂直に切り立った崖の上からは絶景が見えます
小さな山の周囲に石作りの可愛い家が立ち並び、眼下に広がる地中海の碧さとマッチし、まるで天空に立っているように見えます。熱帯庭園からの景色は、素晴らしい絶景が広がります
村の中は迷路のようにくねくねしていて、細い小道の狭い路地続きます。小道の両側には可愛いお土産やさんやレストランがあります
海抜429mの村の山頂にはルイ14世の兵士よって破壊されたという城跡が残っています
ノートルダムド・アソンション教会 聖母昇天教とも呼ばれています1778年に完成したバロック様式の教会で本堂の内部にはエジプトの十字架があるそうです
【モナコ】
面積2,02平方q、人口3,6万人。ヴァチカンに次いで世界に2番目に小さな国。 モンテカルロハーバー は、高級クルーザーが並ぶモナコ湾のヨットハーバー。青い海に真っ白いクルーザーが並ぶ景色はモナコのイメージそのものです
モナコ海洋博物館 1910年モナコ大公・アルベール1世の趣味が海洋学であったことが大きく影響し開館されました。地下の水族館の水槽には地中海の色鮮やかなさかなからウミガメやサメなど大型のものまで見ることができファミリーに人気の観光スポット
モナコ大聖堂 グレースケリー大公妃と夫・レーニエ3世が結婚式を挙げたことで有名な場所で、現在はふたり一緒にこの大聖堂に眠っています
右端がモナコ大聖堂の一部。海洋博物館から、大公宮殿に通じる路
大公宮殿 モナコ・ヴィル地区の絶壁に建てられたこの宮殿は、1215年ジェノバ人が建てた要塞の後にできたもの。その後改修、改築が行われ18世紀に、現在のようなルネッサンス様式の宮殿になった