神宮寺のあじさい 

神宮寺は、府中市栗柄町にありあじさいが咲き誇り別名「あじさい寺」として知られています。境内に咲く80種3,000株のあじさい(市の花)が見頃を迎えています。毎年6月には、「あじさい祭り」が開催され期間中は多くの人が訪れます



神宮寺は府中市栗栖町にあり、南宮神社の別当寺として創立された、真言宗御室派の寺院で、南宮神社の参道の途中にあります

あじさいの花で埋めすくされた手水。右の建物は神宮寺郷土館



参道や本堂、郷土館の周りは白・青・ブルーなどいろいろな種類のあじさいが咲き誇っています。神宮寺の住職さんが参拝者に楽しんでもらおうと境内にあじさいを植えたのが始まりだそうで、地域の方の協力で裏山を遊歩道として整備し、増やして来られたそうです



あじさいの花に囲まれて可愛いお地蔵さんが2対。ほっこりした表情に癒されます



南宮神社への参道には石門がいくつも並び立っています。本堂はとても大きく重厚な造りになっています。807年の創建で、大昔は宮内の吉備津神社と肩を並べる備後三大社の一つであったそうです



小径の両側には沢山のあじさいが咲く遊歩道。中には大輪の花を付けたあじさいもあり、見ごたえがあります



涼しそうな色をしたがくあじさい。あじさいは花の少ない時期に庭を彩る梅雨時を代表する花で、雨上がりにはより美しい色をしています

あじさい祭りの期間中は、花の苗などを販売しています。2023年は6月4日(日)~30日(金)まで開催されています



同じく府中市目崎町には、別名「さつき寺」と呼ばれている「安楽寺」があります。5月には参道から境内に至るまで3,000株の色とりどりのさつきが咲く「安楽寺さつき祭り」が開催されています。高台に位置しているので府中の町並みが一望できます (2023年6月18日)