北九州市立響灘 GREEN PARKⅡ

北九州最大の都市公園で日本の都市公園100選にも選ばれた園内には、日本一の美しさを目指す約1.3ヘクタールのバラ園のほか、見渡す限り緑が広がる大芝生広場や生き物とふれあえる熱帯生態園、ポニーやカンガルーの広場、体を使って楽しめる遊具、キャンプベースなどの施設が点在し、年間通じて多彩なイベントも開催されています

バラ園に隣接している 熱帯生態園(入園料 大人:350円、小・中学生:200円)。巨大な温室の中は熱帯の植物が生い茂り蝶が舞う。池や水槽には熱帯魚が泳ぎ水辺や滝もありジャングル探検気分が味わえる

ナマズの池にはパールムが泳ぐ



バナナ、トックリヤシ、ガジュマロなど熱帯を代表する大きな樹木が生い茂り、色とりどりの木々や色鮮やかな美しい花が咲いています



日本最大級の蝶「オオゴマダラ」がヒラヒラと優雅に飛び回る温室内は南国の世界へ入ったよう!白と黒のマダラ模様の美しい蝶は、第3温室で飼育されています

オーストラリアの東部から南東部に分布している「フトアゴヒゲトカゲのトロくん」。昼行性で野菜や昆虫を食べるそうです

キュートなコツメカワウソ

黄色いキャンドルのような可愛い花穂を持つ植物で熱帯アメリカに分布するパキスタキス・ルテア。オンシジュームなどが咲いています

トカゲの仲間で、インドシナウォータードラゴン。主に東南アジアに生息する鮮やかな緑色が綺麗です

熱帯生態園の隣には、第2、第3温室があります。第2、第3温室への入場は無料です



第2温室は多肉植物やサボテン、食虫植物などを展示していますが、主には熱帯生態園に舞うオオゴマダラの幼虫のエサとなる食草・ホウライカガミを栽培するための温室です(展示されている植物の隣で栽培されています)



第3温室は様々な熱帯フルーツを展示しています。オオゴマダラの飼育施設はこの奥にあります。オオゴマダラの黄金色の蛹は輝く鉱石のようでとても美しい!蛹から羽化し成虫になる様子は見れなかったのですが羽化する様子は映像で紹介されています



園内唯一の飲食店「Agrizm Cafe」。休日お昼時とあって 満席でしたが、食べ終わったグループがおられ運よく席を確保できました。和風ソースでいただくハンバーグプレート(¥1,250)は柔らかくとても美味しい

「にょきにょきの森」。円形の広場に、193本のポールが放射状に並んでいます。上ったり駆けまわったり想像力を働かせて遊ぶ施設だそうで、初めて見た珍しい遊具です

「化石の谷」は、実物大の古生物の化石を造型した直径約29メートルの円形の岩壁。埋まった化石でボルダリングを楽しむ遊具



全長163.35mでギネス世界記録に認定された100人乗りの「世界最長のブランコ」です。ほかにも面白い遊具があります

小倉駅からグリーンパーク行きの送迎バスに乗り、バラ園に近い南ゲートから入園。 グリーンパークの北ゲートは、各バス停からは徒歩で15分ほどかかるそうです。広大な公園は一日中楽しめます (2025年5月25日)