防府天満宮 枝垂れ梅2022

防府天満宮は京都の北野天満宮や大宰府の太宰府天満宮とともに日本三大天神の一つです。境内にはしだれ梅や紅白梅など約16種類1,100本の梅の木があり、2月上旬から3月中旬の開花時期にあわせて毎年「梅まつり」が開催されています。中でも県内随一の美しさを誇るしだれ梅は見事です



しだれ梅は、天満宮への石段を昇りつめた右手に咲いています。紅白梅は駐車場のほうに咲いています。防府天満宮は梅を愛した菅原道真公を祀っている神社で学問の神様としてよく知られており、受験シーズンになると県内外から多くの参拝者が訪れます



しだれ梅は場所によってはまだ6分咲き程度のところもあります。手水舎に映えるしだれ梅や朱塗りの建物の太鼓楼との共演は格別です。数十本まとまって咲くしだれ梅は他では例を見ないほど美しく華やかです





時折メジロがやってきてみつをついばんで花から花へと飛びかっています



日本初の天神さまで「梅まつり」の期間中は梅の香りに包まれる境内には、カメラ片手にたくさんの方が訪ずれます

優しい香りで包み込んでくれる梅の花は青空によく映え、春の香りのする愛らしい花です。花言葉は「忠実」「高潔」「忍耐」などで学問の神様である藤原道真にまつわる伝説が由来しているそうです。別名「春告草」



駐車場近くの梅園はまだ蕾が多く見られ満開はまだ先になりそうです

石段の先には鮮やかな朱色の楼門が現れます。彩色豊かで鮮やかな楼門はとても綺麗です。楼門前には、厄病よけと伝わる妖怪「アマビエ」が展示されています

参道の長い石段からの眺めも迫力があります。途中、牛の石像があります。願いを込めて牛に触ると願いが叶うという「夢叶う牛」。パワーをいただけそうです  (2022年3月2日)