由布院 湯の坪街道散策 (Ⅰ)  (大分県)

由布院 湯の坪街道散策 (Ⅰ)

湯布院は日本一の温泉県として知られている大分のほぼ中央に位置し由布岳の麓に広がる温泉地で「九州の軽井沢」とも呼ばれる避暑地です。由布院観光の代表スポット「金鱗湖」や「湯布院フローラルヴィレッジ」「 由布岳」「観光辻馬車」などの魅力あふれる観光施設が点在します。地元のグルメが楽しめる湯の坪街道は金鱗湖に向かうまでの道のりにある湯布院イチオシの観光ストリートです

ゆふいん駅の一番線ホームには足湯があります。「ななつ星」や「ゆふいんの森号」といった特別列車が行き来し鉄道マニアを楽しませているそうです

黒い駅舎に吹き抜けのロビーがあるのが特徴的なJRゆふいん駅は大分出身の建築家の設計によるもので駅舎内には「アートホール」があります

辻馬車 は由布院を代表する観光用の乗り物でひずめの音を響かせながらゆふいん駅を出発します。駅の隣にある「由布院ツーリストインホメーションセンター」でチケットを購入できます。本日分は満席にて終了となっていました!

JR由布院駅から由布岳に向かってまっすぐに伸びる 由布見通り 。標高1,583メートルの活火山の由布岳を正面に見ながら 湯の坪街道 に進みます

街道沿いには土産物店をはじめ、大分の名産品を取り扱う店や映えスイーツやランチを楽しめるお店など、約70店舗が軒を連ねている 湯の坪街道 。ランチや散策が楽しめ由布院を満喫できるストリートです

「全国コロッケコンクール」で金賞を受賞した 金賞コロッケ 。衣はサクサクカリカリなのですが中身のじゃがいもはねっとりしていてそのままでも美味しい!一コ200円!

落ち着いた和風の建物は、ジブリグッズが沢山置いてある 湯布院どんぐりの森

ちょっとした小物からグラスなど多くのガラス工芸品を売っている ガラスの森 。2Fは オルゴールの森

湯の坪街道の中ほどにある 湯布院醤油屋本店 では醤油をはじめとする調味料、味噌、漬物、香辛料、佃煮などを販売しています。お目当ての醤油プリンはすでに完売していました

昔の町並みを再現したようなレトロな感じのする 湯の坪横丁

HOMME BLUE CAFE には地元の作家が制作した自然素材にこだわった1点ものの雑貨を販売している可愛い雑貨屋さんです

個性的なガラス張りのログハウスが目を引く建物は クラフト館 蜂の巣 。店内には木工製品や日用雑貨が沢山置いてあります

昭和レトロパーク  湯布院昭和館 は湯の坪街道の端っこにあり、昭和時代をより身近に体感し普段見ることのできない昭和の風景や暮らしぶりを紹介しています。美術館では「山下清原画展」を開催中です


お団子が看板商品の和菓子店菓匠 花よりでは、お抹をたてお団子と一緒にいただけるサービスがあります。抹茶団子セット(\640)少し固めのつるっとしたお団子ですが味は絶品です


湯の坪街道の先に現れる湖・ 金鱗湖 。明治17年儒者「毛利空桑(もうりくそう)」が訪れ、鮒のウロコが金色に輝くのをみて「金鱗湖」と名付けたと言われています。 湖底から温泉と清水が湧き出る不思議な湖で水温が1年を通してあまり変らないため、冬の寒い朝には湯気が立ち登る神秘的な絶景が見えるそうです。秋の紅葉の頃は一段と美しい光景になるようです


湖の周りは散策道があり、途中には江戸末期の造り酒屋を移築 した落ち着いた雰囲気のレトロな店内がステキなカフェ(茶房天井桟敷)や食事処湯の岳庵があります

金鱗湖畔を半周したころに見えてくる神社は 天祖神社 。天然記念物にも選ばれているスギの御神木があります

金鱗湖の湖畔に佇む、茅葺の屋根が特徴的な共同浴場・ 下ん湯 。コロナ禍なのか施錠されて入れません


金鱗湖傍にある 古式手打そば 泉 。テラスで金鱗湖を眺めながら細めの十割そば(\1,200)をいただきました。色も綺麗でこしがありのど越しもよく文句なく美味しかったです。最後にそば湯がでます


2Fはシャガールのコレクションがある小さな美術館・ 由布院シャガール美術館 で、1FはCAFE LA RUCHE(カフェラリューシュ)。焼かれた出来立てパンをつかったベーカリーカフェでモーニングメニューも豊富です。一周約400メートルの湖をぐるりと散策しながらお洒落なカフェで金鱗湖を眺めながら優雅な時間を過ごしたいところですが夕方から雨との天気予報。次の目的地テーマパーク「湯布院フローラルヴィレッジ」に行きます  (2022年3月21日)