広島NTTクレドホールで開催中(2025年7/19(土)~9/7(日))の動物画家・石村良成さんの個展を見にいってきました。自閉症と向き合いながらも大きなキャンパスにエネルギッシュに描かれた作品は、圧倒的な画力で、湧き出る色彩や表現力に圧倒されパワーをもらいました
「迫るシベリアンタイガー」。描きたい気持ちが溢れ出し、今にも迫ってきそうな表情です
キャンパスの厚さは一般的に3㎝だそうですが、描かれているキャンパスのほとんどが6cmであえて額には入れないそうです。フラッシュ無しで撮影OKなので多くの来場者がスマホで撮影されていました
「サバイバルアニマル」
ほっこりする手書きの説明文。優しい目の表情につながる命を感じます
動物園にてデッサンの様子を紹介。幼い頃から強い興味を持つ「動物」を毎日飽くことなく描き続けているそうです
迫力満点の「ハクトウワシ」
創作活動の原点となった版画。広島での初の大規模個展には大型キャンバスに描かれたアクリル画、版画など300点以上もの作品が展示されています
古代から現代までの生き物の変遷を描いた「Animal History」は26mにも及ぶ大作は圧巻です
会場内にあるアトリエコーナーの紹介。机や絵具棚などは新居浜の自宅にあるアトリエのものだそうです
「海のなかまたち」
「ブルーライオン」。自身の半生を描いた映画「新居浜ひかり物語青いライオン」が広島の映画館「八丁座」でも上映されました
「おしゃれなタテゴトアザラシの赤ちゃん」。潤んだ瞳がかわいい!あふれる豊かな色彩でダイナミックな構図で描かれた「動物」たちは優しく、生命の躍動感があふれています
十二支が描かれた「今年も良い年でありますように」
箱の中には164枚のキャンバス画を展示している「ワクワクする部屋」はキューブロームです
作品や広島限定のグッズの一部を販売しています。本人は、途切れることのない多くの人にサインや写真撮影にも笑顔で対応されていました (2025年8月30日)