山口市の中心を流れる後河原の一の坂川で3月31日に、山口県の伝統工芸品である徳地和紙で折ったひな舟を流す「ひな流し」が行われました。京都の鴨川に見立てられた一の坂川は、春には両河岸に桜が咲き、初夏にはゲンジボタルが飛び交い、四季折々に風情ある景色を堪能でき、市民の憩いの場所となっています
ひな舟を買い求め長蛇の列ができています。赤や緑の和紙で折ったおわん型の舟に雛人形とツバキや菜の花などの花を載せた手作りのひな舟は1セット300円です
ひな流しは上質で丈夫な徳地和紙をより多くの人に知ってもらおうと2016年に始められ、今年で9回目。桜も咲き始め多くの家族ずれで賑わっています
願いを込めて川に流します。平安時代から続くとされている伝統j行事で身についた けがれを清めると言われています
水の流れにゆったりと流された舟は、川下で回収されたのち古熊神社でおたき上げが行われるそうです
「2024年に行くべき52ヶ所」の3番目として山口市が米誌ニューヨーク・タイムズに紹介されていました。その影響?か外人さんの着物姿を多く見かけました
桜は週末には満開を迎えるでしょう!桜の時期にはライトアップもされ、夜桜も鑑賞できるようです。川沿いにはお洒落なカフェもありゆっくり散策しながら美しい桜を楽しめます (2024年3月31日)