毎年10月第3土曜・日曜日(10月20・21日)に 岩国駅周辺を中心に、全市をあげて繰り広げられる岩国祭りは今年で第62回目を迎えました。駅周辺の商店街一帯で行われるお祭りで、 吹奏楽パレード、岩国よいとこカーニバル、岩国ばやし総踊り行進、白蛇ご神幸、山車パレード、フリーマーケットなど盛り沢山の催し物があります。国道188号をメイン会場に第2、3会場で賑やかに開催されます。会場周辺は歩行者天国になります
全長約15mもある張りぼてのシロヘビが街を練り歩くと祭りは最高潮に達します。蛇に触るとご利益があるそうです
岩国を代表する蔵元が日本酒を出品。無料試飲コーナーもありお酒好きにはたまらない広場です。沖縄物産店やB級グルメの焼きそば、焼き鳥、から揚げの屋台やソフトクリーム、クレープなどのキッチンカーも出店し、どこも大盛況で行列ができていました。岩国名産のレンコンを使った郷土料理「大平鍋」も振る舞われます
スターウォーズの等身大キャラクターと記念撮影、パトカー、白バイの搭乗体験、ミニSL・ミニ新幹線に乗車などの体験やステージでは躍動感あふれるダンスを披露する岩国よいとこカーニバルが会場を盛り上げています
中通り商店街では、250mの商店街の中央に巨大な落書きコーナーがあり、子供たちは思い思いの楽がきを楽しそうに描いていました。もうすでに終了していましたが新鮮な野菜や新米、味噌などの加工食品や特産品が軽トラックにて販売
フリーマーケットは見て歩くのも楽しいくらい毎年たくさんのブースが出店。日米交流広場では、抹茶、書道を体験、苔玉作りに挑戦したりと、楽しい企画が盛り沢山
午前中はカラーガードを先頭に15団体の吹奏楽のパレードがあり、午後からは小学校のマーチングクラブや中、高等学校の吹奏楽部による吹奏楽演奏会の祭典が行われ、トランペットの音色が広場に響きわたっていました
14時30分、フリマも終了し、祭りのメインである各種パレードの準備に入ります。15時前いよいよパレードの始まりです
最初は鳥取県からの参加で、鳥取しゃんしゃん傘踊り。鳥取県に古くから伝わる踊りで、夏まつりのイベントである一斉傘踊りは全国的にも広く知られている祭りだそうです。華やかでパレードの端を飾ります
続いて子供会や日本国指定の天然記念物白蛇の山車のパレード
20団体、総勢700人の踊り手が「えーじゃないか!えーじゃないか!」の掛け声とともにお祭り広場を踊りながら更新する市民総踊りはこの祭りのメインイベントです
基地の街らしく外人の踊り手も大勢参加しています
祭りの最後は幸運を呼ぶ開運しろへび餅まき。「こっちこっち」の声が飛び交う。必死の形相でお餅をゲットしている様子におもわず凄い!
多くの人出と駐車場が確保できないだろうとの理由で敬遠していた岩国祭りに久々に行ってきました。以前とは違って多彩なイベントや美味しそうな食べ物の屋台が連なり、笑顔で楽しんでいる家族連れで賑わっていました。また祭りを盛り上げようと頑張っている若い人達には元気をもらえました。これまで雨天のために中止になったことは数回しかなく、これも白蛇の神様に守られているのでしょうか? (2018年10月21日)