紅葉の寂地峡五龍の滝 2021(岩国市)  

紅葉の‐寂地峡五龍の滝 2021‐

山口県最高峰の寂地山 (標高1337m) を源とする宇佐川上流の寂地川には、落差200mを連続して流れ落ちる5つの滝があります。滝入口より龍尾の滝、龍竜の滝、白龍の滝、龍門の滝、龍頭の滝と、龍が付いた5瀑があり龍が天に昇る姿のように見えることからそれらを総称して「寂地峡五龍の滝」と言われています。「日本の滝100選」に選ばれており紅葉の名所でもあります

寂地川は名水百選に指定された清流でアマゴ、イワナが生息しているそうです


ログハウス風の建物は寂地峡案内所  やませみ 。紅葉も見頃で駐車場は満杯状態です。寂地峡案内所からスタートするハイキングコースや滝の入口付近には「寂地峡キャンプ場」もあります

以前来た時よりも一段と紅葉が鮮やかですが、すでに落葉が始まっています


最初の滝は遊歩道スタート地点にある 龍尾の滝 。 駐車場から僅かな距離で行けます。上段15m、下段5mの段瀑です。寂地峡自然遊歩道は整備されていますが坂道と急な石段の連続です

2番目の 登龍の滝 は落差8mの優雅な姿をした滝です。滝壺はエメラルドグリーンの美しい色をしています。2、3日雨交じりの不安定な天気が続いたせいか水量が豊富です

「登龍の滝」の上段に見えているのが白龍の滝

3番目の 白龍の滝 は落差は10m。なだらかな岩肌を滑り落ちてくる豪快な滝

奇岩怪岩をぬって流れ落ちる水は澄んでいて美しい流れで、マイナスイオンたっぷりの峡谷に癒されながら赤い橋を渡り4番目の滝を目指します。この辺りから石段の落差が大きくなります

4番目の 龍門の滝 。立ちはだかる岩があるためが全景を見るのが難しい。滝に近づける小道があるのですが足元が悪いため近づけません。落差は18mで峡谷内で最も大きい滝です

一番上流にある落差は14m 龍頭の滝 。遊歩道はさらに上へ続いていて寂地山への登山ルートに続きます

キャンプ場からの寂地林道は落ち葉で敷き詰められオレンジ色に染まっています。これから長くて厳しい冬が訪れるのでしょう!  (2021年11月13日)