日本最大のお菓子の祭典「全国菓子大博覧会」が92年ぶりに広島で開催されました。お菓子の歴史と文化を後に伝承するためと、開催地域の活性化を図るために4年毎に開催されています。会場は、シンボルゾーン・憩いのゾーン・出会いと交流ゾーン・賑わい味わいゾーンに分かれていて、どのゾーンも沢山の人で一杯でした。特にシンボルゾーンは、お菓子の美術館で全国の菓匠やパティシエが伝統の技を駆使して製作する「工芸菓子」を展示しているとあって、1時間以上待ちが出来るほどの行列。残念ながら会場内は撮影禁止・中でも広島の厳島神社は、細部にまで技を活かしそれは見事な物でした
北海道から沖縄までの銘菓がそれぞれのゾーンごとに展示されています。 右:会場の様子
特産品である大豆類で作った北海道の地図
お菓子の展示だけではなく、文化・観光・企業等の紹介をおりまぜ、各道県の地域との関わりを紹介していくのが今回の菓子博の目指すところだそうです
今回のテーマでもある「知る・見る・食べる・買う」の実践、また、被災県においては全国からの数々の支援に対する感謝、お礼なども含めた展開をしています
日本の中心に位置し、各県ごとに特徴あるお菓子文化を持つ中部7県から、彩り豊かなお菓子の数々展示
中でも人気はかりんとうです。 コーヒー・きんぴらごぼう・バジルトマト・カレー・竹炭・胡麻・ムラサキイモなど。菓子博に合わせて新しく発売されたかりんとうもありました
生八橋や飴で細工をし、立体的・写実的に表現したお菓子を「百花繚乱の趣」と「伝統と格式」をコンセプトに工芸菓子展示。本物と見違えるほど美しい芸術作品に多くの人がシャターを押していました
かしなりくん | スィーツ姫 | 菓子伯爵 | せんべえさん | かんみさん | キャンディ婦人 | チョコボーイ | かしわ丸 | プリンの騎士 | こんぺいくん | クッキィ |
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お菓子の国広島のお殿様。ちょんまげは団子 | はるか遠くからやってきたスィーツ王国のお姫様 | 世界のスィーツを研究し、探し求めるお菓子貴族 | かしなりくんをあたたかく見守るじいやのような存在 | お菓子の食べ歩きがしゅみの元気な町娘 | 子供たちに飴を配る趣味があり、長電話が大好き | お洒落が好きでいつも洋服に気を使っているダンディな社交家 | プリンの騎士を意識している。お菓子の国一番の剣術使い | どんな時もスィーツ姫を守り、ゴキブリが大の苦手 | 陽気でおチョコチョイで、甘い物が大好き | スィーツ姫の愛犬でよく吠えるが、とても人なつこい |
会場の何処かにいたはずなのですが・・・・。開催期間中は、これらのキャラクターが入ったTシャツ・タオルなどを会場で販売していました
広島銘菓のもみじ饅頭の、オートメーションと昔ながらの手焼きによる実演。国産レモン生産量1位の広島レモンを使った数々の新製品
ゆるキャラで有名になったクマもんの前で子供たちが記念写真を。福岡の筑紫もち・大分のざびえる・長崎のカステラ・沖縄の紅芋タルト どれも地域の特色を織り込んだ銘果です
中四国洋菓子コンクールのマジパン部門・菓子職人や専門学校生が、童話や花などをモチーフに制作。どの作品が見事1位を獲得するのでしょう!
上:憩いのゾーン にあるキッズパーク ふわふわ遊具や迷路などのアトラクションに家族連れの人達で長い列が出来ています 右:賑わい味わいゾーン 多くの店舗が並び、販売をしています 開催期間24日間で大盛況のうちに閉幕しました。ちなみに「全国お菓子バザール」で売上bPは岩手県のとろけるゴマ蜜が入った「ゴマすり団子」2位は沖縄の「紅芋タルト」だったそうです。次回は2017年津市で開かれます