果子乃季 あじさい祭 (柳井市)  

果子乃季 あじさい祭2021

柳井市の果子乃季総本店の敷地内には150種20,000株のあじさいが植えられているあじさい園があります。毎年あじさいの見頃に合わせて大規模イベント「あじさい祭り」が開催されるのですが、昨年、今年と新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大規模な本店でのイベントは中止となりましたが、 6月11日からの毎週末、3 週間にわたって果子乃季全店舗にてあじさい祭を行う


あじさい園は会長の 坪野功さんが20数年前から植樹を始め、珍しい品種のあじさいを徐々に増やしていき毎年 整備をしてきたそうです

深紅の山アジサイとお地蔵さん

約6千坪の広大な敷地を埋め尽くすほどのあじさいが植えられています。毎年、新種や株数が増やされておりとても見応えがあります。花とお菓子の競演と題して開催される「果子乃季のあじさい園」は多くの人が訪れる県内最大級のアジサイの名所です。赤色のあじさい「パリジェン」が人気だそうです!


裏山を埋め尽くす見事なあじさいの花々!本社工場駐車場には琴石山の伏流水で「琴名水」の給水場があり、敷地内で汲むことができます。果子乃季の一番人気でもある「月でひろった卵」は名水で蒸しあげられているそうです

散策道はそう広くはないのですが「散策コース」、「花の迷路」などに分かれ散策しやすいように整備されています



あじさいは土壌の酸度で色が決まるそうで土壌がアルカリ性だったら赤色、酸性であれば青色の花が咲きます。雨がたくさん降った年は、土壌が酸性に傾きやすく、あじさいは青色が咲きやすいと言われています。あまり見かけない「ピンクアナベル」はとても可愛い!


「ミセスクミコ」、「恋物語」「夜の虹」など素敵な名前がついています


清楚な白いアナベルは好きなあじさいの一つです。剪定が簡単で初心者におすすめの品種だそうです


ブルーやピンク、紫がかった青や純白など、 本当にカラフルです。そして形も小さな花が集まってまん丸い花になっていたり、一つ一つの花が割と大きく、花束のように見えるタイプなどどれも梅雨空の下美しく咲いています。何年かぶりに訪れたのですが以前より多くのあじさいが咲いていて感動しました  (2021年6月19日)