2023年、新しい年が始まりました。新春にふさわしく暖かな三が日で、初詣は多くの参拝客で各神社は賑わっていました。陽気に誘われて錦帯橋の全貌が見える展望地へのミニ登山へとでかけました
横山地区の錦川沿いに展望台への登山口があります。S字カーブにある大きな杉の木の傍に展望台への入口があります」。展望台へは30分との案内板が設置され、杖替わりになる枝が何本か置かれています
登山道入り口付近は、かなりの勾配があり女性には正直キツイ登山道です。登り始めて5、6分ほどで錦帯橋が見晴らせる展望地に着きます。展望地からは素晴らしい景色が広がっています
その後は、なだらかな道が続き、石仏が点々とある場所に到着。登り始めて15分ほど経った頃春先、横山地区の民家に熊の足跡があったそうで、市が注意を呼びかけていたのを思い出し(冬眠中?ではあるのですが)断念して下山しました。この先の展望台からは東洋紡の工場群や岩国基地が一望できる絶景が見れたはずですが・・・登山道はこの先岩国城へと続いています。地元では通称「マムシ谷」と呼ばれている登山道です
三が日らしい風景を撮りに錦帯橋界隈を散策!入橋料を購入する料金所には行列ができています。河原には観光バスが駐車し、徐々に観光客も戻り始めているようです
生い茂る木々を伐採したので橋上からでも全貌がよく見えるようになった岩国城は、桃山風の南蛮造りの天守閣で昭和37年に再建されたものです。展望台からは岩国市街が一望できます
錦帯橋を渡り終えたとこにある「槍倒し松(やりこかしまつ」」は、岩国武士の負けず嫌いを表徴する松で、参勤交代で大名行列が藩の要所を通る時は、槍を倒すのが礼儀だが、わずか6万石では誰も倒さなかったという。そこで、横枝のはった松を植え槍を倒さないと通れないようにしたそうです。初代、2代目とも松くい虫で枯れてしまい、現在は3代目の松だそうです
錦帯橋の先にある吉香公園内には、日本一種類の多いソフトクリーム店が2軒、競争するように建っています。「むさし」&「佐々木や小次郎商店」。どちらが人気なのかは地元の人にもわかりませんが、テレビで紹介された「むさし」に行列が気持ち長く感じられます
公園の中央には岩国城の石垣を模した大噴水や周りを囲むように大小さまざまな噴水があり一斉に放水が始まります。夏は水遊びの子供たちの歓声があがります
吉香神社は岩国藩主吉川氏歴代の神霊を祀る神社です。拝殿、幣殿、神門、鳥居および本殿が南から北に一直線に並んだ構造になっています
国ロープウエイ乗り場近くにある白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は石川県の白山比咩神社の分霊を祀る神社で平安時代には既にあったと伝わる古社です
錦川にかかる5連の橋「錦帯橋」は、江戸時代(1673年}の創建から今年で350年。アーチ橋を仰げば、寄せ木細工のように緻密で美しい!その技術は今日まで守り続けられています。青く澄んだ錦川と架かる5連のアーチは岩国のシンボルです。穏やかな川の流れのようにうさぎ年が平穏な1年になりますように・・・・ (2023年1月3日)