山口県を代表する観光地の一つ名橋・錦帯橋と隣接する吉香公園内のソメイヨシノが満開となり見ごろを迎えています。5連のアーチを描く木造の橋と周辺を彩る桜が織りなす景観は美しく日本さくらの名所100選にも選ばれています
橋の入橋料は岩国側と横山側の2ヶ所に料金所があり、横山地区にあるのが吉香公園。旧岩国藩主吉川家の居館跡で大噴水や芝生広場、佐々木小次郎の銅像や武家屋敷、吉川家の先祖が祀られた「吉香神社」、などが点在し掘割には鯉が泳ぐ。日本歴史公園百選にも選ばれている公園です
錦雲閣(明治18年) に旧岩国藩主吉川家の居館跡が公園として開放された際、旧藩時代の矢倉に似せて造られた絵馬堂でお堀には鴨が泳ぎ、風情のある趣です
佐々木小次郎象 「吉香菖蒲園」傍にあり吉川英治の小説「宮本武蔵」の一説によると佐々木小次郎が、錦帯橋畔で柳の枝が燕を打つのを見て「燕返し」の術を得たと伝えられているそうです。
吉川家長屋門 岩国藩家老香川氏の表門で今かか270年余前に香川正恒が建造。岩国市の中でも最も古い建築物です
前日降ったの雨のせいか水量が多く勢いよく流れています。今年はマスク姿で散策したり、距離をとりお弁当をたべたり楽しんでいますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響なのか人出が少なく少し寂しい気がします
美しいアーチ型が特徴の日本を代表する5連の木造橋にピンクの花が映えます
橋上から岩国城を望む。標高約200メートルの城山の頂上にそびえる天守閣。桃山風の南蛮造りの天守閣は昭和37年に再建されたもので、3階までは武具甲冑類が展示されている。展望台からは市街が一望できます
周辺には約2,000本の桜があり例年より少し早く満開になったようです。桜が咲き誇る橋畔
春の遊覧船「 さくら舟」。暖かな日差しのもと錦川の川面の向こうに錦帯橋や橋畔の桜を眺めながら優雅なひとときを堪能できます
錦帯橋の上流にある錦城橋(錦帯橋を眺められる道路橋)からの眺め!眼下はピンクに染まっています
華やかな桜花に包まれ、また趣の違った錦帯橋を見ることが出来ます
日没~ 22:00まで夜間の錦帯橋ライトアップを実施。昼間とは違って幻想的な光景が見れるとあって日中よりたくさんの花見客で賑わっています
暗闇の中で黄金色に浮かび上がる錦帯橋は神秘的です。桜もカラーにライトアップされゴージャスです
橋上から橋畔を見下ろす。花見客は例年より少なめですが、桜の木の下ではそれぞれに春を楽しんでいるようです
ライトに照らされて模様を描いているように見える橋上はとても幻想的です
年に何度となく訪れる錦帯橋界隈ですが、何度見ても飽きない光景が広がります。特に吉香公園には早春の菜の花、桜、初夏に咲く豪華な大輪の牡丹、優雅な菖蒲、紫陽花、そして紅葉谷公園の紅葉と四季折々に花木が楽しめる園内は美しく、心癒される一番のお気に入りの場所で自慢できる名所でもあります (2020年4月2日)