絆スタジアム

岩国市愛宕山地区に「愛宕スポーツコンプレックス」が2017年11月4日完成した。その一角に誕生した「キズナスタジアム」。米軍と岩国市民との共同使用が開始されました。観客約8000人を収容可能で、高校野球の公式戦もできる仕様となっていて、ナイター設備も備えた野球場である

米軍岩国基地への空母艦載機移転と、愛宕山地区への米軍住宅建設の見返りに岩国市が国に要望した運動施設の一つで、観客約8000人を収容可能できる。入り口の左(三塁側)には折り鶴、右(一塁側)には錦帯橋を現すモニュメント。駐車場は400台可

少年野球でも使用するソフトボール場も2面併設

球場の裏側には芝生広場が広がり、バックネット裏座席の頂上からは瀬戸内海を望められるそうです


球場を囲むように遊歩道があり、バーベキューのできる設備や遊具も整備されています。スコアボードにはフルカラーの大型スクリーンがあり、途中経過やメンバー表示、動画も流すことができるそうです

今後はスタジアムと隣接してテニスコート、サンドバレーボール、陸上競技場、バスケットボールコートなどの設備が完成する予定です

広島東洋カープ(2軍)春季キャンプ

2018年2月1〜3日、広島東洋カープ2軍がここ絆スタジアムで春季キャンプを張り、公開練習をする。観客席としてバックネット裏の2,000席を用意。初日の1日はは小雨交じりで厳しい冷え込みにもかかわらず、同球場への初のカープ選手の登場とあって約1,500人のフアンが詰めかけました


午前10時練習開始。全員で外野側を軽くランニング、のちグループに分かれ走り込み。報道陣のインタビューに答える水本2軍監督


大入りの要因は右下のドラフト1位ルーキー中村奨成捕手(背番号22)。初のユニホーム姿に大きな声援が送られていました。早く一軍に上がれるように頑張って・・・・

投手陣はキャッチボールに続き、ピッチング練習に入ります。三塁側のベンチ、ベテランの天谷宗一郎外野手、小窪哲也内野手、昨年一軍でもよく登板した福井優也投手、加藤拓也投手たち31人が参加

最後はコーチのノックで投手陣の守備練習、連係プレイなど約2時間半の練習をこなし汗を流していました。このスタジアムでのキャンプは無料で見学できました

最終日の3日の日にはJR臨時列車まで運行され、県内外から2,000人ものカープフアンが熱い声援を送ったそうです。新しい球場で新たな気持ちで練習を終えた今年も昨年に続き日本一を目指すことでしょう。絆スタジアムは両翼100メートル、中堅122メートル。観客席は通路も広くゆったりと野球観戦ができます  (2018年1月26日&2月1日)