1600年前につくられ、柳井市街地を見下ろす標高60mの丘稜上に造られ、全長90メートルの前方後円墳で、この大きさは山口県二番目だそうで、昭和23年に国史跡に指定されのち整備され古墳公園として公開されています
茶臼山古墳入り口
マスコットキャラクターの チャウ二− 発見された蓋形埴輪(きぬがさがた)がモデル
蓋形埴輪(きぬがさがた)
明治25年ひとりの少年によって発見され、発掘を行ったところ鏡や埴輪が見つかり、この地域が熊毛と呼ばれていたので、熊毛王の墓であろうと言われているそうです
古柳井水道と海に臨んで作られた熊毛王の古墳の模型白鳥古墳・神花山古墳・阿多田古墳など熊毛王の配下の古墳が多く点在しています
眼下には柳井の街が一望できます
頂上に死者を埋葬する施設があり、ここには二つの2基埋葬施設が造られていたそうです。蓋形埴輪で埋め尽くされています
古墳上の平坦な部分には145基の埴輪がたて並べられていたことも確認できたそうです
茶臼山古墳の全貌です。 柳井地域(古柳井水道)はかって海峡であったといわれ、航海する人々にその権力を見せるためこれらの古墳を作ったといわれています
茶臼山古墳資料館・発掘された鏡や埴輪を展示
単頭双胴怪獣鏡(大鏡) 中国の鏡をまねて日本人が作ったもので、当時は神聖な宝物とされていたようです
左は銅鏃(銅製のやじり)極めて大型の鏃で、儀礼用として使用していたもので、その他には、剣・刀・刀子(ナイフ)・右・勾玉・管玉などが埋葬されていたようです
茶臼山古墳で発見された埴輪の数々 :円筒埴輪・朝顔形埴輪・坪型埴輪・器台・形埴輪等数多くの埴輪が発掘されています。色のついた部分が実際に出土したもので、原型に沿って石工で固めた模型です