山口市の小鯖(おさば)にあることから通称「小鯖八幡宮」とも言われています。参道200メートルの両脇には、約40000本の彼岸花が見頃を迎えつつあります。深紅の花が敷き詰められた参道は華やいでいます。
平安時代の中頃に大分県の宇佐八幡宮から勧請したと伝えられています。小鯖地区の氏神様で、のどかな田園の中にあり、参道は桜並木が続き春は名所となります
参道には何基もの石灯篭が二の鳥居へと続き、深紅の彼岸花とともに秋の深まりを感じます。今日は、これまでの残暑も和らぎ秋風が心地よい!
稲穂が実り黄金色をした田園の風景と調和し、とても綺麗です
「ひがん花まつり」が開催されており、多くの観光客で賑わっています。なかでもミニSLやハンドルを回すとシャボン玉が吹き出す手作りの機械に子供達は夢中です
情熱的な赤の彼岸花に比べ白色は清楚で気品があります
二の鳥居近くで参道を振り返る。訪れた人はカメラやスマホを手にそれぞれ思い思いに撮影されています
境内では、彼岸花の見頃に合わて、大正11年に製造されたフォードのクラシックカーや、1960~70年代に造られた昭和の旧車(国産車)が並んでいます。県内の愛好者が自慢の愛車を持ち寄ったそうです
懐かしい昭和の自転車や発動機等も展示されています
拝殿の手前には池があり、石橋を渡り奥にある拝殿に参拝します。「鰐鳴八幡神社」は1000年以上の歴史を持ち 社名の由来は、神霊を宇佐に迎えに行っての帰途、山口湾から椹野川を遡り、山口の鰐石に上陸したとき、ここまで従い来ていた鰐が別れを惜しんで鳴いたという故事によって付けられたそうです
参道脇の彼岸花は左側が今のところ7、8分咲きです。反対側は日陰なのかまだ蕾が多く3分咲きくらいでしょうか。今年は例年より開花が遅れているそうで9月一杯は楽しめるそうです (2023年9月23日)