奈良観光 奈良公園・ならまちエリア

約1,300年の歴史を誇る「古都奈良」には世界遺産に登録された史跡をはじめ古都の景観と風情に触れる魅力的な観光スポットが数多く残されています。なかでも奈良公園・ならまち周辺には東大寺など、国宝や世界文化遺産に指定されているスポットや仏像が数多く残されています。それらの「古都奈良の文化財」を巡ります

奈良公園 は「近鉄奈良駅」から徒歩5、6分のところにあります。公園内にはは東大寺・興福寺・春日大社なのど歴史的建造物があり、世界遺産登録された春日山原始林を有する広大な公園です。公園入口には鹿せんべいを求めて数匹の鹿たちが集まっています

創建1300年の 興福寺 。東金堂と50メートル強の高さを誇る国宝・ 五重塔 は日本で2番目の高さを誇り奈良を象徴する塔です。現在は120年ぶりに大改修が行われている



南円堂 は813年、藤原北家の藤原冬嗣が父内麻呂の冥福を祈って創建した八角堂.。五重塔、八角堂は上品なライトアップで神秘的です

2018年に再建された 中金堂

1300年の歴史の国宝・世界文化遺産の 元興寺 は、南都七大寺のひとつに数えられる寺院です



元興寺の旧境内を中心とした ならまち は、江戸時代末の古い町家がところどころに残り、伝統的な町並みの景観をみることができます



ならまちの中にあり、作りたての吉野本葛がいただける吉野葛佐久良。築160年以上の染織呉服店を営んでいた町家をカフェとして利用し、店内は当時の雰囲気を感辞させる造りになっています

シンプルでつるんとした喉越しの葛切りは、濃厚な黒蜜にたっぷりと浸していただきます。本葛ならではのコシの強くもっちりとした食感で、黒蜜の芳醇な甘みが口一杯に広がります。食後に黒蜜に水を入れ黒蜜水としていただく

作りたてなのでほんのり温かいくずもちは小倉あんときな粉をつけていただく

わいい雑貨屋さんやおしゃれなカフェなどがあり、古き良き風景と現代的な感覚が共存したどこか懐かしさを感じさせてくれる趣のある町で、時間があればゆっくり散策したいところです



鷺池に浮かぶ檜皮葺きの六角形のお堂は 浮見堂 。水面に写る姿が美しく春はさくら、秋の紅葉と季節ごとに景観を楽しめます。夜間はライトアップされています

奈良国立博物館 は明治28年(1895)創立され120年以上の歴史を持つ国立博物館で、レンガ造りのなら仏像館は重要文化財に指定されています。仏教美術を中心に、国宝、重要文化財などが展示されています (2023年10月27~28日)