ハローキティ新幹線でJR岡山駅へ・・・・
サンリオの人気キャラクター、ハローキティとJR西日本とのコラボで運行。500系こだま号の山陽新幹線で新大阪-博多間を走ります。1、2号車の車内はハローキティ仕様で可愛く楽しめ、ショップもあります
岡山駅からマリンライナーに乗り換え児島駅へ・・・ 倉敷市中心部から南に約30kmの倉敷市児島地区。野崎武左右衛門が児島に塩田を開発、綿花の栽培され木綿織業が発展し、学生服やユニフォームなどを生産する日本でも有数の繊維産業の街。ジーンズの聖地だけでなく瀬戸大橋や鷲羽山、下津井の町並みなどの観光名所が点在します
国産ジーンズ発祥の地「児島」はジーンズの聖地。改札内への階段には巨大なジーンズが描かれ、デニム柄の改札口、コインロッカーなどにもジーンズのプリントがされています。駅西口にもジーンズがぶら下がっています。デニム模様のバスやタクシーも停車しているそうで運がよければ見かけるでしょう
駅前からバス「とこはい号」で下津井へ・・・
下津井町並み保存地区
倉敷市南部に小高い山々を連ねて横たわる児島半島の南端に位置する下津井。江戸から明治の中頃にかけて北前船で栄え現在は漁業の町として知られる港町です。祇園神社の参道付近から東の田之浦に続く旧道沿いは本瓦葺きの屋根や土蔵など古い町並みが残る県の町並み保存地区となっています。玉島町並み保存地区などとともに平成30年に日本遺産に認定されました
下津井回船問屋
児島半島の先端に開かれた下津井漁港は北海道から日本海、瀬戸内海を通って大阪に向かう北前船のが来航し賑わい繁栄したところです。明治時代の回船問屋の建物を復元した資料館で母屋など当時の商家の様子がうかがえるほか下津井にまつわる資料の展示や地元特産物の販売!
明治時代の中期から昭和初期にかけての回船問屋の生活がうかがえる座敷、台所、茶の間などを再現しています
名産の「下津井タコ」の干しタコ。下津井沖で水揚げされるタコは全国的に有名で「一年のうち、おいしくない時期は3日しかない」と言われるほど美味だそうですがタコ漁の最盛期11月頃が身が締まり、旨味が凝縮され、もっとも美味しいそうです
江戸、明治、大正、昭和とそれぞれの時代を反映した町並みと背景に瀬戸大橋 (瀬戸大橋は、岡山県と香川県を直結する本州四国連絡橋のひとつで、本州四国連絡橋3ルートの先陣をきり、昭和63年4月10日に開通した橋 )が見える吹上漁港
鷲羽山
鷲羽山の展望台に登ります。日本初の国立公園として知られる瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地で、鷲が羽を広げた様子に似ていることから「鷲羽山」と名付けられました。標高133mの山頂「鍾秀峰(しょうしゅうほう)」からは、波静かな海上に点在する大小50余りの多島美と雄大な瀬戸大橋の姿を存分に楽しむことができます。特に夕景の美しさは格別で、「日本の夕陽百選」に選定されています。第2展望台からの眺め!
第1展望台から約10分の所にある第2展望台付近からの眺め!美しい光景に趣のある歌碑が一味添えています
勾配のきつくなった石段を登ると頂上に着きます。眼下には「鷲羽山ビジターセンター」が見えます。ビジターセンターは第一展望台付近にあり鷲羽山の歴史などを紹介しています
第2展望台と緑の屋根の鷲羽山レストハウスを眺める。岡山名物デミカツ丼や鷲羽タコ飯定食などが味わえるレストランもあります。世界最大級の橋梁が連なる姿は壮観でした。再び「とこはい号」に乗り児島駅へ・・・
児島ジーンズストリート
旧野﨑家住宅から南へ広がる商店街に、地元ジーンズメーカーのショップが連なり、オリジナリティーあふれる品々が揃います。ストリート周辺には、ジーンズ以外にも魅力的なショップがいっぱいで、新たな観光スポットとして注目を集めています。南側入り口にあるストリートを象徴するGパン看板!
レトロな雰囲気のある味野商店街を中心に世界に誇る児島産のジャパンデニムのジーンズが購入できるショップにはそれぞれの個性とオリジナリティーあふれる商品が置かれている
桃太郎ジーンズ&姉妹店となるジャパンブルージンズのショップ。古民家カフェと間違えるような和風家屋の佇まい!
ジーンズストリート内にあるジーンズ型トイレとベンチを備えた休憩所
旧野崎家住宅・野﨑家塩業歴史館
住宅(国指定重要文化財)は、江戸時代後期に大規模な塩田を開き、「塩田王国」を築いた野﨑武左衛門が建てた民家。約3000坪の敷地内には主屋を中心に6棟もの土蔵群が軒を連ねており、庭のあちこちに茶室が見られるなど当時の勢いをうかがわせます。長屋門(左)
江戸末期にできた枯山水の庭園と中座敷。野崎家が住まいの中心とした母屋は中座敷から奥座敷まで九つの座敷が連続しています
野崎家の中心となる建物。表書院と庭内には三席の茶室がありその中の一つ臨池亭
主屋の右手には内蔵、大蔵など5つの土蔵群が連なっています。土蔵の中は、塩づくりに関する歴史的な資料や江戸時代からの民具などを展示しています
1892年野崎武左衛門の功徳を偲ぶ人々によって造られたもので、敷地面積3,500㎡、中央に武左衛門の顕彰碑があることから、土地の人々から「野崎の記念碑」と呼ばれています
児島駅前散策
児島駅西口からわずかな距離にある児島民話通り。その先には児島公園があります。通りには地元の小学生たちが描いた絵とともに民話のタイトルが埋め込まれてます
1988年瀬戸大橋開通に合わせて開催された瀬戸大橋架橋記念博覧会の跡地を公園として残している児島公園のシンボルは大きなモニュメント噴水「めぐる時間」
白鳥橋 瀬戸大橋(櫃石橋)の斜張橋を模した歩道橋です。純白のアーチが繊細で美しいはくちょうのはし
下津井電鉄の旧児島駅跡 下津井電鉄は、瀬戸大橋が開業した後の平成3年に全線が廃止されました
窓越しに見た当時のホームの様子と風の道 廃線となった下津井電鉄の軌道跡地を倉敷市が整備して自転車、散歩道になっています。「遊歩百選」にも選ばれている旧児島駅から旧下津井駅までの約6.5kmの区間が「風の道」と呼ばれ、遊歩道にはホームの跡などが残っています
児島市民交流センター 瀬戸大橋開通を記念して「瀬戸大橋架橋記念館」として建設された屋根が橋の形になっているユニークな建物で図書館や公民館がある複合施設
味野公園 交流センターとの道を挟んで東側にある公園は橋の公園として市民の憩いの場となっています。遊具はなく橋にちなんだ構成になっています。手前のコンクリートの橋は琉球の石橋で奥には葛飾北斎が描いた橋を中心に色々な橋が並んでいます
瀬戸内海の絶景を満喫できる遊園地・鷲羽山ハイランド、レース日にはいろいろなイベントが催される児島ボートレース場、地元では有名な鴻八幡宮や児島学生服資料館などの名所が点在します (2020年10月15日)